皆さんは ONEPIECE FILM RED(ワンピース フィルムレッド) をもう見ましたか?
個人的には、映画を見ていて気になった部分はたくさんありましたが、その中でもなんといってもウタですよ!皆さんもUTA(ウタ)の最後のシーンが気になっているのでこの記事を見てくださっていると思います。
ウタは死んでしまったのか?
はたまた生きているのか?
まずは映画のシーンを振り返りながら、UTAの生死について徹底考察していますので、ぜひ最後までお読みください!
※この記事ではONE PIECE FILMRED(ワンピース フィルムレッド)のネタバレを含みますので、まだ見ていない方はご注意ください。
ウタの最後のシーンを振り返る
まずは、ウタの最後のシーンを振り返りましょう。
・ウタは「仮想現実の世界に閉じ込めてみんなを幸せにする」という考えを持つことで海軍から危険視され、終われる立場となる。
・シャンクスは海軍からウタを守るために覇王色の覇気を使って海軍から助けるが、この時すでにウタはぐったりしていた。
・そして最後のシーン、深刻な表情の赤髪海賊団に囲まれながら、ウタは棺桶らしきものに乗せられていた。
疑惑のシーンですね。
一見すると、棺桶に乗っている時点でウタは死亡していると考えるのが普通ですが、映画内には死亡説、生存説それぞれ解釈できるシーンがたくさんあります。
それでは徹底考察していきましょう!
ウタの生存説について
まずはウタの生存説について考察していきます。
生存説①死亡シーンが明確に描かれていない
最後のシーン、ウタは深刻な表情の赤髪海賊団に囲まれながら、棺桶らしきものに乗せられていました。先ほども述べたとおり、「棺桶」というワードからも死亡しているかのように思えます。
ですがこれまでのワンピースを思い出してください。
重要なキャラクターが死亡する時はいつも死亡シーンが明確に描かれていました。たとえば、白ひげやエースなどがこれに該当します。
ウタはこの映画では主役級のキャラクターです。したがって、そのウタが死亡するとなると、これまで同様に明確に描かれるはずです。
逆に言うと、ウタは死亡シーンが明確に描かれていないことから生存していると考えられます。
生存説②赤髪海賊団が誰1人泣いていない
最後のシーン、赤髪海賊団は深刻な表情でウタを囲んでいました。ですが、誰1人として涙は流していません。
中盤、ウタがまだ幼い頃の回想で、赤髪海賊団はウタの罪を代わりに被り、ウタを残して出航しているシーンがありますが、その時は全員がウタとの別れを惜しみ、涙を流して取り乱していました。
単純に比較すると、ウタが別れよりも死亡する方が悲しいにもかかわらず、赤髪海賊団の誰1人でさえも涙を流していないというのはとても違和感があります。1人くらい涙を流しそうです。
ということは、ウタは死亡ではなく、昏睡状態に近い状況だったのかもしれませんね。
生存説③新聞見出し「princess survived」(歌姫ウタは生きていた)
筆者自身は見逃していましたが、エンディングシーン、ペローナが持っていた新聞の見出しに「princess survived」という文字があったとのことです。直訳すると「姫は生きていた」であり、皆さんお分かりのとおり、「歌姫ウタは生きていた」と解釈できるわけです。
ちなみに、この新聞記事が出回るということは、それまで世間ではウタが死亡していたと認識されていましたが、なんらかの事象により、生きていたことを確認できたという時系列になりますね。
ウタの死亡説について
続いて、ウタの死亡説について考察していきます。
死亡説①「死にゆくウタ」
皆さんは入場特典として配られた「巻四十億“RED”」を手に入れましたか?
実はこの中に、作者の尾田先生のメモが掲載されています。そしてその内容にはウタの「風のゆくえ」という歌に関する内容もあり、「死にゆくウタ」という文字があります。
入場者にこの文字を見せるということは、尾田先生は映画の構想として、当初からウタを死亡させるという計画だったのかもしれませんね。
死亡説②ルフィの気遣い
終盤、ルフィが目覚めた際、赤髪海賊団の船を遠くで見かけるシーンがありました。そしてルフィはその船のシャンクスたちに声を掛けることなく見守っていました。
本来であれば、シャンクスをはじめ、赤髪海賊団と仲の良いルフィであればお別れの挨拶などを掛けるはずですが、この時は黙って見守っていました。
その理由として考えられるのは、ウタが死んでしまったことで気を落とす赤髪海賊団に気をつかったと考えられるでしょう。
死亡説③ネズキノコを食べた
ウタの「ウタウタの実」の能力は、一言で言うと、自分の歌を聞かせた人間を仮想世界「ウタワールド」に閉じ込めるというものです。ただし、ウタ自身が眠ってしまうと、この閉じ込められた人間は開放されます。
そして、映画では、「ネズキノコ」というキノコが登場します。このキノコは「食べると数時間後には死んでしまう」という恐ろしい副作用があるキノコですが、食べることで一定期間は眠らなくてよくなる成分があります。
ウタはネズキノコを食べ、シャンクスから渡された解毒剤を拒否しました。
そして、体力が尽きるまで歌い続けることで、魔王の復活を阻止し、ウタワールドにいる人々がずっとウタワールドの中で幸せに過ごすことを決断したのです。
実際に生存したか、死亡したかは置いといて、ウタ自身が死ぬことを選択していると取れる行動ですよね。
死亡説④ワンピース フィルムレッド ノベライズ本「ウタの眠る棺」
この映画が小説化されたノベライズ本には、「甲板に人影が見える。中央には棺のようなものがおかれているようだ。〜シャンクスも、ウタの眠る棺に背を向け・・・」とあります。
この本でははっきりと「〜ウタが眠る棺〜」と表現されています。
棺で眠るという表現は、ただ単に昼寝しているわけでも、歌い疲れて眠っているわけもなく、ほぼ「死」を指して間違いないでしょう
そのほかにも、「ウタは助からなかったのだろう。でも、家族のもとに帰ることはできた。」とあり、死ぬことになったが、家族である赤髪海賊団に弔ってもらうことができたと解釈できるシーンがあり、死亡説が濃厚と判断できます。
ウタは死亡している可能性大!
ONE PIECE FILMRED(ワンピース フィルムレッド)で活躍したウタの終盤のシーン、生存説、死亡説について考察しました。
映画、小説を含め、ウタの生存もしくは死亡について明確には公表されていませんが、筆者の考えとしては死亡していると考えます。やはり小説での「ウタの眠る棺」というのが、筆者にとっての決め手になります。
ただ生きている可能性もゼロではないと考えています。
しかしながら、これだけ生存説、死亡説がインターネットやSNS上で飛び交うということは、尾田先生としては、見た人それぞれの捉え方で映画を楽しんで欲しいという想いがあったのかもしれないですね。
ウタウタの実は最強説があるくらい強い能力ですので、今後、原作で登場することは考えにくいですが、個人的にはウタは大好きなキャラなので密かに登場を期待したいと思います。
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