“百獣“のカイドウと“鬼の跡目“バレット戦ったらどっちが強いのか!バレットは覇王色の覇気を攻撃に纏うことはできたのかできたのか？

百獣のカイドウ。
間違いなく過去ルフィが戦ってきた敵の中で、一番最強のキャラクターであることは間違いないでしょう。

そんなカイドウに敵う人物は数少ないと言われていますが、映画オリジナルキャラクターであるダグラス・バレットと戦ったらどうでしょうか？

映画の中でルフィも一度敗北しています。
また覇王色の覇気も身に付けており、映画『ONE PIECE STAMPEDE（スタンピード）』時点でのルフィの実力より明らかに上です。（この時点でのルフィの実力はカタクリ撃破後）

結果的にルフィが倒したというよりは、協力して倒したという見方ができます。
いずれも桁外れの怪物ですが両者が激突した場合、一体どちらが勝つのでしょうか？

今回はそのことについて考察していきたいと思います。

“百獣“のカイドウ
“鬼の跡目“ダグラス・バレット
カイドウとバレット戦ったらどちらが強いのか
1. 両者の能力
2. 両者の覇気
勝敗

“百獣“のカイドウ

引用：ONE PIECE 作：尾田栄一郎 ©︎集英社

百獣海賊団船長、そして現四皇“百獣”のカイドウ。

悪魔の実の能力はウオウオの実モデル幻獣種 ”青龍”のゾオン系。

初登場は795話“自殺”。

ルフィと並び最悪の世代である「キャプテン・キッド」「アプー」「ホーキンス」を前に登場し、あの絶望感は過去の敵キャラの登場の中でも随一のインパクトを誇るのではないでしょうか。

引用：ONE PIECE 作：尾田栄一郎 ©︎集英社

カイドウはかつてロックス海賊団の見習いとして船に乗っていました。

カイドウほどのキャラクターがロックスの下に付いていたということは、それほどまでにロックスは強かったのかもしれませんね。
実際にロジャーの前は間違いなくロックスの時代だったと当時を知るガープは語っていました。

カイドウの趣味は自殺であり、空島から飛び降りても死なないほど体は頑丈にできています。
そしてサシでやるならカイドウだろうと多くの人々は口にしていることから伝説の海賊である“白ひげ“なども差し置いて単体での戦闘力は一番であることが読み取れます。
まさに最強の生物。

そんなカイドウの戦闘スタイルは金棒を武器として戦い、龍の姿になって戦うこともあります。
龍の姿になった時は火を吹いたり、カマイタチを放ったりします。

攻撃力に関しても常軌を逸していますが、防御力に関しても尋常ではありません。
カイドウはルフィ含む最悪の世代5人と戦った時、全員の攻撃を受けていましたがあまり効いているような様子はありませんでした。

そして覚醒したルフィが互角以上の勝負を繰り広げていますが、CP0の邪魔だてによりルフィはカイドウに過去最高となる３度敗北を喫してしまいました。

覇気のレベルも相当に高いことがわかっており、覇王色を纏っての攻撃、見聞色もカタクリ同様未来を見通せるレベルにまで至らせていることがわかっています。

“鬼の跡目“ダグラス・バレット

©︎尾田栄一郎／2019「ワンピース」製作委員会

続いてはバレットについて紹介していきます。

バレットは「ONE PIECE STAMPEDE」に登場したボスキャラクターです。

その危険度は黒ひげも認めており、黒ひげがLEVEL6の囚人を解放し仲間を募っている際に1番船船長のバージェスがバレットに声をかけようとした所、それを引き止めあえてバレットを仲間に引き込むのを避けるほどです。

バレットは元ロジャー海賊団のクルーで、ロジャーが亡くなった後は鬼の後目と言われるほどの実力者で全盛期のレイリーと互角だったと作中で語られています。

わずか19歳の時点でレイリーと互角であり、その後はさらに強くなっている可能性があることから間違いなく作中最強クラスの実力を誇っていることがわかります。

悪魔の実は「ガシャガシャの実」。
能力は触れた無機物を合体させたり、また自身とも合体させることが可能となっています。

映画スタンピードでは島中を取り込みピーカの石像より遥かに巨大なロボットを作り出しており、練り上げられた覇気はガシャガシャの実で纏ったロボットの先端にまで行き渡らせることができます。

さらにバレットが得意とする武装色の覇気は通常の武装色の覇気（黒色）に上乗せするかのように青い色の覇気を纏っており、武装色の覇気も次のステージにまで至らせている可能性もあります。

カイドウ同様に規格外の強さを誇ります。

またバレット自身も「力」というものに固執しており、世界最強に強く興味を示しています。
世界最強の生物と言われるカイドウ。

そしてロジャーの後継者とも言われていたバレット。

一体どちらが勝つのか、細かく見ていきましょう。

カイドウとバレット戦ったらどちらが強いのか

©︎尾田栄一郎／集英社　2019「ワンピース」製作委員会

ではいよいよカイドウvsバレットについて考察していきましょう。

まずはお互いのこれまでの戦績についてですが、カイドウはロジャーのことを強者として認めています。
それはバレットも共通していて、ロジャーに何度も挑みましたが勝てませんでした。

カイドウがロジャーに挑んだ描写はまだありませんが、ルフィの一撃を食らった後1001話で
「わずかだぞ•••！
おれと戦えるやつなど！！！

お前がどれ程のモンだっていうんだよ！」
という描写と共に、そのわずかだという人物たちの顔が浮かび上がっていました。
そこには、ロジャー、白ひげ、ロックス、シャンクス、おでんの顔が描かれていました。

ということは、ビッグマムよりはカイドウの方が強いですがロジャーよりは強くないという風に捉えることができるのではないでしょうか。

そのためこの理由だけでは両者がロジャーに負けているのでどちらが強いのかという結論は出せません。

そしてバレットとカイドウは共にサシでやっても負けません。
バレットは、ルフィを筆頭にスモーカー、サボ、ハンコック、ローを中心とした5人で倒しました。
止めはルフィが刺したわけですが、サシでやった場合勝てていたかどうかわかりません。
これはカイドウにも言えることで、ワノ国編では最悪の世代の5人vsカイドウ＆ビッグマムという構成で戦いました。
今はルフィとサシでやっていますが、その間にもカイドウは
赤鞘→最悪の世代5人→ルフィ→ヤマト→ルフィ→覚醒したルフィ
といったように、これまでのダメージが蓄積されていることは間違いありません。
そんな状況下でもルフィと互角の戦いを繰り広げるカイドウは、「最強」という言葉が似合います。

つまり、カイドウもバレットもサシであればその戦闘能力は限りなく高いということがお分かり頂けたかと思います。
では続いては能力について。

両者の能力

先ほど二人の能力については記しました。
しかし互いに悪魔の実の能力を駆使している訳ではなく、身体能力のベースがそもそも異次元ということが挙げられます。

では悪魔の実で比較していきましょう。
劇場版でバレットはガシャガシャの実の覚醒も披露し、島全体を覆い巨大な姿を見せました。
この状態のバレットにルフィはたったの一撃で吹き飛ばされ、ギア４は強制解除させられてしまいました。
ギア4と言えば、一番最初にカイドウと戦った時にも使用しています。
その時はバレット同様、雷鳴八卦を一撃食らわせルフィは敗れました。

この時カイドウはほぼ生身の状態だったと言えるでしょう。
その状態でルフィの大技を破ったのですから、相当高い戦闘力を誇っていると言っても過言ではありません。

覚醒した状態のバレットとカイドウではどちらが戦いに有利でしょうか。

能力についてはバレットの方が、そこに無機物さえあれば武器を生み出して覇気を放出するわけですからカイドウといい勝負になりそうですね。
能力だけで見れば、バレットの方がやや上かもしれません。

両者の覇気

覇気についてですが、両方とも覇王色の覇気を所有しています。

そして1010話で、覇王色の覇気は攻撃に纏えるということが判明。
カイドウはすでにこの攻撃を取得済みでした。

バレットが覇王色の覇気を纏えるかどうかはわかりませんが前述したように黒い覇気に上乗せしていた青い覇気が覇王色の可能性もあります。

また映画ではバレットとルフィの覇王色の覇気がぶつかり合う様子が描かれていますが、ぶつかり合うバレットの覇気はルフィの覇気より僅かに大きな覇気を展開させていました。

覇王色の覇気は鍛える事ができずその者の持つ実力に応じて威力が増すことからこの時点でのルフィではやはり実力的にもバレットには及んでいなかったのではないかと思われます。

見聞色の覇気についてはカイドウも未来を見ることができる事がわかっていますが、バレットはそのような様子は劇中では描かれませんでした。

ただ、武装色の覇気がバレットが得意としている辺りもしかしたらカイドウより僅かに優れいている可能性もあります。

それぞれの覇気でカイドウとバレットの両者の優劣を付けると

覇王色	優劣不明（カイドウ＝バレット）
武装色※バレット得意	優劣不明（カイドウ＝バレット）
見聞色	カイドウ＞バレット

となりますが、

・バレットが覇王色を纏えたのか

・バレットが得意とする武装色（青色）は武装色の次のステージでありカイドウは扱えるのか

という辺りが更なる優劣に繋がるので現時点ではなんとも言えません。