新世界に君臨する皇帝の1人でルフィの命の恩人でもある“赤髪”のシャンクス。
今回は赤髪のシャンクスとの強さについて取り上げていきたいと思います。
※『ONE PIECE FILM RED』および『ONE PIECE』1079話のネタバレを含みますのでご注意ください。
“赤髪“のシャンクス
懸賞金額:40億4890万ベリー
扱える覇気:覇王色、見聞色、武装色
新世界に君臨する四人の皇帝の内の一人で作中のキャラクターでも最強グループに入るであろう実力者の一人。
シャンクスの強さを象徴する描写としては
- 白ひげと競り合い、カイドウVSビッグマム、カイドウVSルフィ同様凄まじい覇王色の激突により天が割れる
- 白ひげを討ち取ろうと動いたカイドウを小競り合いの末止めた
- 若い頃世界最強の剣豪“鷹の目“のミホークとライバルだった
- 頂上戦争にて赤犬の一撃を止める
- 最強の生物カイドウが自身と戦える者としてロジャー、白ひげ、ロックス、おでんに並べてシャンクスを挙げていた
- 五老星に暴れさせたら手に負えないと認められている
- ルフィに並ぶ懸賞金額(30億ベリー)を誇るキャプテン・キッドをノックアウト
などがあります。
またONE PIECE1001話“鬼ヶ島怪物決戦”にて最強生物カイドウにとって自身と戦える者として認められていたことからもかの最強生物カイドウと渡り合える数少ない猛者であることがわかります。
ONE PIECE1079話キャプテン・キッドとの一戦
ONE PIECE1079話ではロジャーの使用した神避(かむさり)を使用する様子もありました。
正直ルフィと並び懸賞金30億ベリーを誇るキャプテン・キッドを一撃ノックアウトしてしまったことには驚きました。
さすがにルフィであればキッドよりももう少し対抗できたような気がしますが、キッドを一撃でのしてしまう実力を考えれば鷹の目のミホークや黒ひげ、ルフィなど錚々たるメンツの名前を並べてみてもシャンクスに勝てる者がいるのか怪しくなってきました。
覇気のレベル
シャンクスといえば覇気のレベルも相当に高いことが劇中の描写から読み取れます。
覇王色の覇気
恐らくシャンクスが最も得意とするのがこの覇王色の覇気で作中で最も多用されている覇気です。
その覇気のレベルは凄まじく下位の海軍中将クラスであればこの覇王色の覇気を耐え切ることができないことがわかっています。
『ONE PIECE FILM RED』ではモモンガ中将がこの覇気に当てられてしまっています。
またシャンクスほどに極めた覇王色の覇気であれば
・自身の気配のコントロール
・見聞色の未来予知を封じる
ことが可能であることがわかっておりONE PIECE40億巻ではこれを“見聞色殺し”と表記しています。
またシャンクスの覇王色の覇気には海軍大将黄猿でさえ冷や汗を流すほどであり、本気になった四皇と海軍大将の力の差を指し示しているような気がします。
見聞色の覇気
シャンクスは見聞色の覇気のレベルも相当に高くカタクリやルフィのように未来予知が可能であることがわかっています。
ONE PIECE1079話ではキッドの電磁砲(ダムド・パンク)による甚大な被害により赤髪海賊団の傘下が一掃される未来を察知し、神避(かむさり)でキッドを一撃で葬ってしまいます。
武装色の覇気
まだ作中では使用している場面は多くないので未知数ですが、少なくとも元海軍大将“赤犬”の一撃を受け止めていることからこちらの覇気も相当に練り上げられていることが予想されます。
シャンクスの悪魔の実の能力は?
シャンクスといえば、よく考察されるのが悪魔の実の能力者なのかそれとも非能力者なのかということです。
カイドウは世界を制するのは悪魔の実の能力ではないと発言しており、海賊王であったゴール・D・ロジャーも非能力者であったことが判明しています。
また、映画『ONE PIECE FILM “Z“』でゼファーと黄猿が戦うシーンでは悪魔の実の能力にかまけている黄猿に対してゼファーは
ピカピカの能力には頼りすぎるなと忠告したはずだぞ
と発言し、実際に黄猿の虚を突いています。
つまり強者同士での戦いでは悪魔の実の能力の優秀さより、覇気の練度がものを言うということなのかもしれません。
悪魔の実の能力が全てではない以上シャンクスが非能力者である可能性も大いにありそうです。
その一方でシャンクスが能力者である可能性を示唆したシーンはいくつかあります。
それはシャンクス自身が時間を操作、もしくは瞬間移動が可能なのではないかと思わせる場面です。
例えばカイドウとの小競り合いを起こしたその翌日に頂上決戦に駆けつけたことや903話では全然別の島にいたにも関わらず907話では聖地マリージョアにて五老星と面会していたことがそれにあたります。
ファンの間での考察では
- トキトキの実(自在に時を行き来できる能力)
- ワプワプの実(任意の場所に飛べる能力)
など空間移動系の能力ではないかと考察されています。
また、愛剣である“グリフォン”にこの実の能力を食べさせ能力を付与させている説もあります。
シャンクスは双子説
他にもファンの間では実はシャンクスは双子説というものもあります。
これはシャンクス自身黒ひげにやられたとされる左目の傷があったりなかったりすることがあり、これが意図的なものではないかとの見方もあります。
そのことを考えると
- トキトキの実の能力者(以前は光月トキの有していた能力)
- シャンクスは双子説
この辺りが有力なんじゃないかなと思います。
赤髪海賊団のメンバー
赤髪海賊団はベン・ベックマン、ラッキー・ルウ、ヤソップなど個々の海賊もそれぞれで名を挙げており、高い懸賞金アベレージを誇ることで知られています。
海軍からは高い懸賞金アベレージを誇り最もバランスのいい海賊団であると警戒されており、シャンクス以外の個々のメンバーも相当に懸賞金額が高く、相応の実力者であることが予想されます。
そんな赤髪海賊団のメンバーを紹介していきます。
“副船長”ベン・ベックマン
赤髪海賊団のNo.2。
その実力は海軍大将である黄猿が銃を向けられ攻撃を断念するほど。
その戦闘描写はまだ明らかではありませんが、銃口を向けられた黄猿が攻撃を諦めるあたり、黄猿にも通用し痛手になるほどの覇気を有していると考えられます。
ただ黄猿自体能力に過信する部分があるとゼファーからも指摘されている通り、黄猿自身の覇気の力はそれほど高くない可能性はあります。
“戦闘員”ラッキー・ルウ
赤髪海賊団の紹介の際にベックマンに次いで名前が挙がったのは戦闘員であり一味のムードメーカー、ラッキー・ルウ。
高い懸賞金アベレージを誇るとされる赤髪海賊団の中でもベックマンの次に高い懸賞金額を誇ると思われる。
好戦的なタイプであり、ONE PIECE第1話ではヒグマの部下を躊躇なく笑さえ浮かべながら射殺してみせた。
海賊らしく残忍な一面を併せ持つ海賊で覇気を全身に纏い転がる“自分ボーリング”という技を得意とする。
またその肉体からは想像できないが、かなりの俊敏性を誇ることが『ONE PIECE40億巻』からわかっている。
“狙撃手”ヤソップ
狙撃手であり、ウソップの父親にあたるヤソップ。
ベン・ベックマンやラッキー・ルウと並び赤髪海賊団の主要人物の一人。
“追撃者(チェイサー)”の異名を誇る。
懸賞金額はラッキー・ルウに次いで高いものと予想される。
そのあだ名から想像できるように相当な狙撃能力を誇り、当人曰く蟻の眉間にも銃弾を打ち込めるとのこと。
ウソップの父親らしくウソップ以上の高い狙撃能力を誇ると思われる。
見聞色の覇気使いであることがわかっており、映画『ONE PIECE FILM RED』では見聞色の覇気を使ってウソップと視界の共有をして“トットムジカ”の討伐に貢献した。
“幹部”ライムジュース
幹部のライムジュースは電撃を纏った棒を武器として使用し、攻撃はもちろん銃弾を撃ち落とすなど器用に扱ってみせる。
また空中歩行も可能であり、サンジの“スカイウォーク”のように空中を飛び回ることも可能。
空中からの一撃はとても強力。
“幹部”ボンク・パンチ
猿のような見た目の“モンスター“と長年コンビを組んでいて連携攻撃を得意とする。
肉弾戦を得意とし、怪力から繰り出すカウンターパンチはとても強力。
赤髪海賊団においては“モンスター”と並びかなりの古参であることがわかっている。
“幹部”モンスター
ボンク・パンチと共に赤髪海賊団の古株で“音楽家”。
高い知性を誇り、映画では死を覚悟して人々を救おうとしたウタに対し電伝虫を手配するなど人の心を理解する優しい一面を持つ。
ボンク・パンチとの連携プレーではモンスターが時間稼ぎをして雑魚を倒し、ボンク・パンチが溜めた一撃により強力なパンチをお見舞いする。
“幹部”ビルディング・スネイク
赤髪海賊団の航海士。
曲芸師の一面も併せ持ち、トリッキー剣術と足技を戦いを得意とする。
得意技は「ジャグリング二刀流」で優れた防御能力も併せ持つ。
“幹部”ホンゴウ
赤髪海賊団船医。
武器に関する知識が豊富で戦闘ではその強みを活かして武器破壊を得意とする。
“幹部”ハウリング・ガブ
口から斬撃を伴う咆哮を吐き出すことが可能でその他に“金縛り“など特殊な戦法も可能。
見た目は強面だが優しい心を持ち、小心者とのこと。
ロックスター
懸賞金額:9400万ベリー
2年前にシャンクスの命を受けて白ひげに挨拶に行くも
ハナッたれとは話したくねェよアホンダラ
と一蹴されてしまう。
自身では少し名の知れた存在であると認識していた様子であるが、自身の名前を聞いたことぐらいあるだろうとマルコに投げかけるも「いいや…聞いたことねェな」と完全に小物扱いされ、憤慨する様子が描かれていた。
当時の9400万ベリーという金額は決して低くなく、ようやくルフィがクロコダイルを倒し1億という懸賞金を付けられたばかりであったために9400万ベリーの懸賞金を誇るロック・スターが完全に小物扱いされている辺りまだまだ上の世界があることを読者達に認識させた。
2年の時を経て新入りだった頃に比べて多少出世した様子ではあるが、幹部入りはしていないことがONE PIECE101巻のSBSで判明している。
傘下の海賊団
赤髪海賊団の傘下の海賊団は弱いで有名なことがわかっている。
キッドも傘下の海賊団の面々を見てあれが本当に赤髪の傘下なのか!?と疑うかのように
おい正気か
あれが赤髪の傘下!?
ここは「新世界」だよな!?
と発言している。
おそらく新世界で生き残れているのも不思議なほどの面々が揃っていると思われる。
とはいえ有名な顔ぶれもいくつか存在する模様。
・水たまり海賊団
船長“玉指(たまゆび)ゲロティーニ”
・ソシアルクラブ
船長“慰霊刃(いれば)のフガー”
・プルジョワ海賊団
姫“ブルブルのプルル”
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