ついに四皇入りした麦わらのルフィ。
懸賞金額は30億ベリーと四皇と呼ぶのに相応しい金額となっています。
そんな麦わらの一味のNo.2として格を上げつつあるロロノア・ゾロ。
懸賞金額は一味の中でもルフィに次いで2番目の11億1100万ベリーとなっています。(3位はジンベエの11億、次いでサンジが10億3200万ベリー。)
覇気の扱いもルフィに次いでおり覇王色、武装色、見聞色の全ての覇気を扱うことができます。
そんなゾロですがエニエス・ロビー編でCP9のカクと戦った際に覇王色の覇気覚醒の片鱗を見せていたことはご存知でしょうか。
今回はそんな一味のNo.2であるロロノア・ゾロの覇王色覚醒に至るまでのこれまでの経過を振り返っていきたいと思います。
ついに覚醒した一部の強者のみが扱える纏う覇王色
覇王色の覇気を扱える人物リスト
これまでに覇王色の覇気を使うことが確認されているのは
【ロジャー海賊団】
- ゴール・D・ロジャー
- シルバーズ・レイリー
- ダグラス・バレット
- 光月おでん
【白ひげ海賊団】
- エドワード・ニューゲート
- ポートガス・D・エース
- 光月おでん
【百獣海賊団】
- カイドウ
- ※キング※
※ゾロとの対決時にそれらしい描写があるが確定ではない
【ビッグ・マム海賊団】
- シャーロット・リンリン
- シャーロット・カタクリ
【赤髪海賊団】
- シャンクス
- ※ベン・ベックマン※
※アニメONE PIECE FILM RED連動話にて山賊を覇王色らしい技で威圧する場面があるが未確定
【麦わら海賊団】
- モンキー・D・ルフィ
- ロロノア・ゾロ
【キッド海賊団】
- ユースタス・キッド
【ドンキホーテ海賊団】
- ドンキホーテ・ドフラミンゴ
【九蛇海賊団】
- ボア・ハンコック
【八宝水軍】
- チンジャオ
【海軍】
- センゴク
- モンキー・D・ガープ
【ワノ国】
- ヤマト
【世界政府】
- トップマン・ウォーキュリー聖
【使える可能性が高い人物】
- ロックス・D・ジーベック
- モンキー・D・ドラゴン
- マーカス・マーズ聖
- イーザンバロン・V・ナス寿郎聖
- ジェイガルシア・サターン聖
- シェパード・十・ピーター聖
纏う覇王色を扱える人物
覇王色を扱う人物の中でも纏う覇王色が使えることが確認されているのは
- ゴール・D・ロジャー
- エドワード・ニューゲート
- カイドウ
- ビッグ・マム
- 光月おでん
- モンキー・D・ルフィ
- ヤマト
- ゾロ
の7人です。
覇気を扱える人物の僅か半分以下の人物しか扱えない纒う覇王色の技術はいかに高等な技術であるかが伺えます。
この錚々たるメンバーの一人に名を連ねることになるのはまさに一握りの強者と言えるでしょう。
更に上位技術“覇王色の咆哮”
1111話ではウォーキュリー聖が咆哮に乗せて覇王色を放ってみせる場面がありました。
ルフィの体は節々が飛ばされてしまい,ルフィの能力でなければ大ダメージを負っていた所でしょう。
シャンクスの任意の相手のみ威嚇する覇王色
四皇であるシャンクスも任意の相手のみを威嚇する覇王色の覇気を緑牛にお見舞いし,覇王色にも練度によって様々な技術に転用ことを示唆させています。
見聞色の覇気も範囲型を得意とする“エネル“や未来視を得意とする“カタクリ“がいるように覇王色の覇気の技術も様々なベクトルがありそれぞれのキャラクターの得意,不得意により枝別れしている可能性が高いです。
シャンクスは他にも見聞色の覇気を無効化する「見聞殺し」を扱うなど覇王色の覇気を得意としている可能性が高くコントロール能力も頭ひとつ抜けている印象があります。
ゾロがこれまでに見せてきた覇王色覚醒の片鱗
王の資質としてこれまでに主に強者が見せてきた覇王色の覇気ですが、ゾロの場合覇王色の覇気が覚醒する片鱗とも取れる描写がいくつかあります。
描写①エニエス・ロビー編 VSカク
もっとも初めに覇王色覚醒の片鱗を見せていたのがエニエス・ロビー編でのVSカク戦。
ゾロの気迫にカクは一瞬怯み、ゾロの姿に一瞬三面六手の鬼神の幻を見ます。
あまりのゾロの気迫にカクは
気迫でここまで幻を見せるか…!!!
と驚いています。
また同話ではカクが「紙絵(かみえ)」で避けたはずの攻撃をゾロが先読みして攻撃するなど見聞色の覇気を使ったかのような描写もあります。
少しこじつけっぽいかもしれませんが、数ある話数の中でも覇王色の覇気と武装色の覇気のような二つの描写が同時に描かれるのはこれから覚醒する覇気の伏線であった可能性もあります。
描写②パンクハザード編 VSモネ
二つ目の描写はパンクハザード編でのVSモネ戦。
ゾロのあまりの気迫にモネは萎縮してしまい身動きが取れなくなってしまいます。
この描写を見てゾロが覇王色を使えるようになるのかもしれないと思った読者も多いと思く、これは作者が意図的にゾロの覇王色覚醒の兆しを示したものだった可能性もあります。
覇王色の覇気の覚醒
ワノ国編『ONE PIECE1010話 “覇王色”』にてついにゾロの覇王色の覇気が覚醒しました。
この時点でのゾロ自身は自覚していないようで身に覚えがないと話しており、当初のルフィ同様に無自覚に覇王色の覇気を放出しています。
この時のゾロ曰く“渾身の一撃”で放った“鬼気九刀流阿修羅抜剣(きききゅうとうりゅうあしゅらばっけい)”。
それはおでんの“桃源十拳(とうげんとっか)”同様に今後傷が残るほど深い一撃だったようです。
ここではゾロの渾身の一撃レベルの技を平常で放っていたおでんのレベルの高さが伺えますね。
その後1033話で百獣海賊団のNo.2“キング“と戦った際には覇気を吸い続ける新たな名刀“閻魔”に苦戦しつつも、覇王色の覇気をコントロールする様子を見せていたことから既に覇王色の覇気を自在にコントロールできるようになったと見て間違いなさそうです。
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