今回は王下七武海制度廃止に伴い、強制的に脱退が決まった“鷹の目”のミホークについてその四皇に迫る強さについてまとめてみました。
“鷹の目”のミホーク初登場
初登場はONE PIECE第50話『己々が路』にて当時“イーストブルー”の覇者と呼ばれていた“首領・クリーク”の巨大なガレオン船を真っ二つに切り裂いてみせました。
“ミホーク”により真っ二つに斬られる巨大ガレオン船
引用:ONE PIECE 作:尾田栄一郎 ©️集英社
ONE PIECEも新世界編に突入し、61巻にて2年間の修行を経て再開した“ゾロ”も同様に巨大ガレオン船を真っ二つにする描写がありますが、グランドラインから離脱したとはいえ、その海のレベルを経験した“首領・クリーク”海賊団のモブたちの驚く描写を見ても、ガレオン船を一太刀で一閃することがいかに上位の限られた剣豪たちにしかできない突出した芸当なのかを物語っています。
初登場では、麦わらの一味2番手のゾロと一戦交えますが、難なく圧倒します。
この時点では王下七武海がいかにルフィらより格上かという意識を読者に植え付けました。
単体での実力は四皇に近い?
初登場の後も本編に登場しますが、頂上戦争編においての発言からその戦闘スタイルや実力が徐々に明らかになってきました。
麦わらのルフィvs鷹の目のミホーク
ルフィもこれまでに数々の強敵との激闘を経て東の海(イーストブルー)の頃とは比べ物にならないくらい実力を高めつつありました。
鷹の目と同じく王下七武海のクロコダイルを下し、エニエス・ロビー編では世界政府の諜報機関でもあり、CP9史上最強とも謳われたロブ・ルッチまでをも下し、その懸賞金額も3億ベリーと世界政府からも一目置かれ、名実ともに新世界の強豪海賊の仲間入りをしつつありました。
ルフィも『エニエス・ロビー』での激闘もありギア2nd、ギア3rdも会得し、成長したルフィが新世界の強豪海賊の中で、今どのラインにいるのかというのを推し量る意味でも、どこまで鷹の目と渡り合えるのかが注目されました。
エニエス・ロビーでルッチと渡り合って見せた『ギア2nd』を発動し、最初からギアを入れるルフィ。
ルフィも戦う意志こそないものの、まだまだ実力差は明白でルフィも戦う意志こそないものの防戦一方のルフィ。
この時点では最悪の世代と呼ばれ、そのトップランカーにまで成長したルフィでもまだまだ鷹の目のミホークとの実力には大きな差が見受けられました。
白ひげ海賊団3番隊隊長ダイヤモンド・ジョズvs鷹の目のミホーク
同じく頂上戦争では白ひげ海賊団3番隊隊長“ダイヤモンド・ジョズ”に攻撃を受け止められる場面がありました。
直接的に戦っていたわけではありませんが、“鷹の目”の放った斬撃は“ダイヤモンド・ジョズ“により受け止められてしまいます。
斬撃を放つ前に“鷹の目”はこんなことを言っていました。
『推し量るだけだ…近く見えるあの男と我々の本当の距離を…』
鷹の目は白ひげと自分の力量の差を推し量るべく斬撃を放っており、それなりの力で攻撃を放ったはずです。
その斬撃を“ダイヤモンド・ジョズ”に止められていますが、ジョズの能力は自身の体をダイヤモンド並の硬度に高める能力だと思われます。
鷹の目がダイヤモンドを切れるかどうかは定かではありませんが、少なくとも全身をダイヤモンド並の硬度まで高められるジョズに向けた攻撃ではありません。
現在では四皇幹部の実力が徐々に明らかになりつつあり、四皇幹部ともなれば上位であれば勝つことこそ難しいものの時間稼ぎ程度は可能であることがわかっています。
ONE PIECE995話『くの一の誓い』より
激突するマルコとビッグ・マム
引用:ONE PIECE 作:尾田栄一郎 ©️集英社
少なくとも四皇幹部クラスのジョズであれば、鷹の目が四皇レベルであったとしても多少渡り合えるレベルではあるということです。
ただ、赤髪と鷹の目がかつて互角だったということを考えると本気で戦えばやはりジョズに勝ち目はないのではないかと思います。
以前の記事でも紹介していますが、四皇、四皇幹部、王下七武海、海軍大将の強さを比較すると四皇≧海軍大将≧四皇幹部≧王下七武海のような実力関係になってくるのではないでしょうか。
ただ鷹の目のミホークに関しては王下七武海の中では別格のように感じますので、そのミホークが四皇レベルにどこまで匹敵するのかはこれからの楽しみでもあります。
↓以前紹介した『四皇』、『海軍本部』、『王下七武海』の強さ比較に関してはこちら↓
世界三大勢力『四皇』、『海軍本部』、『王下七武海』についてその強さと勢力についてまとめてみました
四皇赤髪のシャンクスVS鷹の目のミホーク
鷹の目のミホークと言えば現在四皇の“赤髪のシャンクス”のライバルだったことが知られています。
白ひげも
伝説と語り継ぐ者も少なくねェ。お前と鷹の目との決闘の日々も…。
ただミホークはONE PIECE96話にて
「勝負でもしにきたか?」
と煽るシャンクスに対して
「片腕の貴様と今さら決着をつけようなどとは思わん」
と話していることから二人が互角であったのはシャンクスが片腕を失う前だと言うことがわかります。
剣士として片腕を失うということは如何に致命的なことか想像をするのは簡単で実力を半減させてしまうと言っても過言ではありません。
こうなると現在はミホーク>シャンクスという力関係が成り立ってしまいますが、そうすると現在四皇として評価されているシャンクスの立場が不自然です。
そうなると現在のシャンクスも当時とは異なる何かしらの力を身に付けていると考えるのが自然なのかもしれません。
ミホークの懸賞金額
上でも紹介してきたように、四皇幹部≧王下七武海であるといとうは予想していますが、白ひげ曰く鷹の目のミホークは現在四皇でもあり、隻腕ではない時代の赤髪のシャンクスと互角の激闘を繰り広げていたとの話を434話にてしています。
そのことから、鷹の目は七武海の中でも突出した存在であり、四皇に近い実力を持っていることが伺えます。
そのことから鷹の目に新たに懸賞金がついた場合、30億前半くらいの懸賞金になるのではないかと予想しています。(ONE PIECEの1058話でミホークの懸賞金は35億9000万ベリーだと判明しました)
他にクルーをもっている描写のない鷹の目個人のみでの懸賞金額ですから、その実力が伺えます。
ONE PIECE1058話では本人は四皇になることは望んでいないようでクロスギルドの表向きのトップをバギーに祭り上げることを望んでいました。
メタ的な視点で見れば現在の四皇であれば自分が四皇として食い込むことは難しくないが本人がそれを望まないとも取れます。
今後の動向が気になるところです。
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