※本考察記事はONE PIECE1107話のネタバレを含みます。
ONE PIECE1107話にてサターン聖の口から黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)は特別な血筋であるかのような発言がされたことで話題になっています。
そこで話題になっているのは黒ひげはロックスの息子なのではないかと言うことです。
今回の記事では黒ひげとロックスの関係性について考察していきたいと思います。
1107話でのカタリーナ・デボンとサターン聖のやり取り
1107話にてギア5「ニカ」に吹き飛ばされ起き上がったサターン聖の元に突然現れたヴァン・オーガーとカタリーナ・デボン。
以下は両者とサターン聖のやり取りです。
デボン…あらあら「五老聖」が落ちてるわ
サターン聖…?
デボン…一体何の能力かしら…ムルンフッフッフ♡
デボン…五老聖が“下界”まで直々に出向くなんて聞いたことない
デボン…お陰で助かった
デボン…さて「任務完了」♡
サターン聖…貴様らがなぜここにいる…?
サターン聖…カタリーナ・デボン…「レベル6」の猛者共が誰かの軍門に下るとは思わなかった
デボン…ふふティーチは特別よ
サターン聖…血筋もな
ティーチはヤミヤミの実の能力とグラグラの実の能力,一人につき一つしか持ち得ない悪魔の実の能力を二つ所有するなど謎も多い人物です。
マルコ曰く異形と呼ばれるような人体構造をしているそうですが,それらが黒ひげの謎に関係している可能性が高いです。
作中でも特異な存在であるだけにその出生や血筋にも何か秘密があるのかもしれません。
今回のサターン聖の言う黒ひげの血筋とは何なのでしょうか。
作中ではロックスと黒ひげにあまりにも共通点が多いことから黒ひげがロックスの血筋なのではないかという考察がなされています。
黒ひげとロックスの関係性
黒ひげとロックスは何かと共通点が多いことでも知られています。
以下はロックス海賊団と黒ひげ海賊団のメンバーです。
⚫︎ロックス海賊団メンバー⚫︎
ロックス・D・ジーベック
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“白ひげ”エドワード・ニューゲート
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“ビッグ・マム”シャーロット・リンリン
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“百獣のカイドウ”カイドウ
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“金獅子のシキ”
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“銀斧” |
“キャプテン”ジョン |
“王直” |
バッキンガム・ステューシー |
グロリオーサ |
“美食騎士”シュトロイゼン |
ロックス海賊団の錚々たる面々。
以下はティーチが引き入れた黒ひげ海賊団のメンバー。
一番船船長:“チャンピオン” ジーザス・バージェス
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二番船船長:“雨のシリュウ” |
三番船船長:“音越”ヴァン・オーガー
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四番船船長:“悪政王”アバロ・ピサロ
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五番船船長:“鬼保安官” ラフィット
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六番船船長:“若月狩り”カタリーナ・デボン
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七番船船長: “巨大戦艦”サンファン・ウルフ
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八番船船長:“大酒のバスコ・ショット”
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九番船船長:“死神”ドクQ |
十番船船長:“元海軍大将青キジ” クザン |
黒ひげもロックスも強力なメンバーを仲間としており,どちらも非常に強力な海賊団となっています。
ロックスとティーチの共通点
①両者ともDの一族
・ロックス・D・ジーベック
・マーシャル・D・ティーチ
ただし先頭がロックス,マーシャルとなっているようにファミリーネームが異なります。
②海賊島ハチノス
・ロックスがロックス海賊団を結成した場所
・ティーチは現在海賊島ハチノスの元締め
③ジーベックという名前
・ロックスの名前「ロックス・D・ジーベック」
・黒ひげ海賊団の船の名前「サーベル・オブ・ジーベック号」
④名のある海賊達をな部下に持つ
・ロックス…「白ひげ」「ビッグ・マム」「カイドウ」など有名で強力な部下達
・ティーチ…インペルダウンLevel.6の猛者達
⑤海賊団内部での殺し合い
・ロックスの海賊団では仲間内での殺し合いが絶えない
・ティーチが白ひげ海賊団を抜けたきっかけが「仲間殺し」
ルフィとロジャーに共通点が多いようにロックスとティーチにも共通点が多いのがポイントです。
ロックスとロジャーの戦いではガープがロジャーと共闘したようにティーチとルフィの戦いではコビーとルフィの共闘が考えられるかもしれません。
ティーチはロックスの息子説
黒ひげの年齢が現在40歳。
ロックスが没したのが42年前。
タイミングとしてはティーチがロックスの息子であったとしても不思議ではありません。
ただし
・モンキー・D・ルフィ
・モンキー・D・ドラゴン
のようにロックスとティーチでは「マーシャル」,「ロックス」とファミリーネームが異なります。
そこで考えられるのが何かしらの理由で二人のファミリーネームが異なると言うこと。
黒ひげはロックスの隠し子説
ロックスについてわかっていることは少ないですがその性格を表す発言としてビッグ・マムの以下の発言があります。
ロクでもねェ男だ 信用するな
なんかあったら俺にいいな!!
とロックス海賊団に加入したカイドウに諭す場面があります。
「ロクでもない」・・・役に立たない,どうしようもない
と言うような意味がありますが,ロジャーと並ぶほどの大海賊であったその実力は本物です。
本来の海賊のイメージとロックスの人物像は非常にマッチしますが,ロックスの性格はどうしようもないならず者で品性のかけらもないような男であったことが推察されます。
そして幼少期の黒ひげがこちら。
どうやら身なし子のようですが,ティーチがロックスが孕ませた子供の一人であり,母方もどうしようもない女性でティーチを見捨てたとすれば可能性は出てきます。
もしも母方の性が「マーシャル」であれば黒ひげがそちらを名乗っている可能性も考えられます。
黒ひげにロックスの魂が宿っている説
その他の説としてロックスの意思が黒ひげに宿っていると言うものです。
頂上戦争にて白ひげは以下のように発言しています。
「ロジャーの意思を継ぐものたちがいるようにエースの意思を継ぐ者も現れる」
ロジャーの意思を継ぐのがルフィであり,ロックスの意思を継ぐ者もいるとすれば,黒ひげがロックスの意思を継ぐ者である可能性は非常に高いと思われます。
まとめ
今回は黒ひげとロックス関係性について考察してきました。
黒ひげがロックスとの繋がりがあることは作中でも両者の共通点から度々示唆されてきましたが,今回のサターン聖の「黒ひげの血筋」発言から黒ひげの血筋に関する考察が大いに盛り上がっています。
いずれ作中でも明らかになってくるかと思いますので楽しみに待ちたいと思います。
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