引用：真鍋昌平（闇金ウシジマくん 4巻 牛嶋馨）
皆さんこんにちは。今回は闇金ウシジマ君より名言の引用です。
場面は、今編の主人公になる、ごく普通な女子大学生である鈴木未來が母親の借金の片棒を担ぎ、お金が必要になる場面から始まります。
そこで友人の紹介で出会い系カフェに勤めることになりますが、始めのうちは来店した客とお茶をするだけであまりにも簡単にお金手に入り、驚きを隠せない主人公の鈴木未來ですが、徐々に売春を求められたり、嫌な目に遭い様々な現実を目の当たりにしつつも、母の借金のために精神を削りながら働き続けます。精神的にも限界を迎えつつお金への感謝を学んでいく鈴木未來ですが、最終的に立ち直って飲食店のバイトでの生活に満足し、徐々に自分らしく生きていくことができるようになります。そんな鈴木未來に牛嶋の部下が「こんなしょぼい生活でいいんす（幸せ）かね」との問いかけに対して牛嶋君が放った一言です。
楽して手に入るお金がないことを知り、自分の幸せを徐々に見つけつつある鈴木未來に対して、金を搾取する立場の闇金業者である牛嶋君の一言であるがだけにとても重みを感じますね。
お金に対する価値観への一言ともとれますが、個人的に人の価値観に対するメッセージともとれると考えています。
生きていると他人と自分を比べて、落ち込んでしまいがちですが、人それぞれでいいというメッセージも込められているように感じます。
人生の教訓になる言葉もたくさん詰まった作品ですのでぜひ皆さんも一度見てみてください。
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