今回の名言は呪術廻戦京都姉妹校交流会編より呪術界御三家の一つである禪院家の生まれである禪院真希の名言を紹介します。
呪術界御三家の一つ「禪院家」
禪院家は呪術廻戦に登場する呪術界において五条家,加茂家と並び,長い歴史と強い権威を持つ家系の一つです。
血筋によって伝わる相伝の術式を脈々と受け継ぐも,術式を受け継げなかったり,才能が見受けられない者はたとえ正室の生まれといえども不遇な扱いを受けます。
禪院家はその中でも特に呪術を扱えないものや,才能のないものには特に容赦のない考え方を持ち,『禪院家に非ずんば呪術師に非ず 呪術師に非ずんば人に非ず』という厳しい考え方を持ちます。
禪院真希は禪院家26代目当主である禪院直毘人の姪として禪院家に生まれます。
あのままじゃ私は私を嫌いになってたそれだけだよ
禪院家に双子の姉として生まれた禪院真希は術式はおろか呪力をほとんど持っていませんでした。
禪院家では古くから双子は凶兆とされ,同じく双子の妹として生まれた禪院真依も落ちこぼれとして不遇な扱いを受けます。
呪力を持たない真希は禪院家でも不遇な扱いを受け,雑用として禪院家に仕えます。
そんなある時,真希は一つの決意を固めます。
それは今仕えている禪院家を出て自分を磨き,禪院家の次期当主となることです。
呪力を持たない真希にとっていかにも難しいことでもあり,禪院家からも様々な妨害を受けることとなります。
真希にとっては茨の道に他なりませんでしたが,それは才能のない自分を禪院家に認めさせるための戦いでもあり,同じく禪院家に給仕として仕え,不遇な扱いを受けている妹の真依のためでもありました。
そんな思いとは裏腹にずっと2人でいることを約束していた妹の真衣は自分は置いていかれたのだと思い,姉のことを恨むようになります。
姉が自分の運命に逆らい,呪術師を目指したことで禪院家の雑用係として生きてきた自分もそのままでいるわけにはいかなくなり,不本意ながら呪術師を目指し,真希のいる東京の呪術高等専門学校の姉妹校である京都の呪術高専に入学することとなります。
そして一年に一度開かれる東京校と京都校での交流戦で2人は鉢合わせることになります。
真依は自分が呪術師にならざるを得なかったこともそうですが,幼い頃に決して自分を1人にしないと約束をしたにも関わらず1人で出ていってしまったことに対して真希に怒りをぶつけます。
しかし前述したように真希はこのまま禪院家の雑用として使える未来を嘆き,自分が力をつけて禪院家の次期当主となる道を選んだのです。
呪術師になんてなりたくなかった。
あんたが頑張るから私も頑張らざるを得なかった。
と嘆き,怒りをぶつける真依に
あのままじゃ私は私を嫌いになってた
それだけだよ ごめんな
引用:呪術廻戦 作:芥見下々 ©︎集英社
と真希は自分の思いを真依に伝えるのでした。
今回の名言から学びたいこと
後悔はもちろんしたくないものですが,自分のしたことには胸を張りたいですし,何より自分の選んだ選択で自分を嫌いにはなりたくないですよね。
たとえそれがとても勇気が必要なことであったとしても,自分で自分を嫌いにならないように自分の中の正義に従って,勇気を持って行動したいものです。
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