こんにちは。
今回は半沢直樹2020年版より名言を紹介していきます。
一つ,正しいことを正しいと言えること。一つ,組織の常識と世間の常識が一致していること。一つ,ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価されること。
今回の名言は有能バンカーとして働く半沢直樹の仕事をする上での信念です。
半沢たちの作戦により,フォックスの逆買収に成功したスパイラル。
しかし半沢たちにはひとつの懸念事項があった。
それは最終的に追い詰められた東京中央銀行がメンツを守るために資金力に物を言わせてきたときのことだった。
半沢の嫌な予感は的中することになる。
資金力で言えば子会社であるセントラル証券は親会社である東京中央銀行には遠く及ばない。
半沢らの作戦によりスパイラルの株価を大幅に上げることに成功し,電脳雑技集団からの買収を防ぐことに成功したかに見えたが,電脳雑技集団とのアドバイザー契約を結んでいた東京中央銀行はスパイラルの買収のために500億の追加融資を決定し,一気に窮地に立たされる。
絶体絶命のピンチに陥る半沢だが,逆転の一手を打つべく半沢はとある人物の元へと向かこととなる。
一方で半沢の「ビジネスは感謝と恩返し」という言葉を信じて銀行のために働いてきた森山。
ところが当の銀行側の人間はというと,自分たちの出世のことばかりで自分たちの邪魔しかしてこない。
そんな理不尽さに心底嫌気がさしてきていた。
そう思うなら戦えと自分を諭す半沢に何と戦えばいいかもわからないのに漠然としすぎていませんかと苛立ちを隠せない森山。
敵が常に正面にいるとは限らない,気がつけば戦いが始まっていることだってある。
半沢は過去の経験から学んでいた。
しかし一番厄介なのは敵が自分自身の時だと半沢。
だが信念さえ持っていれば問題ない。と
そう話す半沢に対し,半沢はどんな信念を持っているのかせっかくなので教えてもらえないかと聞き返す。
いいだろう。足を止め半沢は話し始める。
一つ,正しいことを正しいと言えること。
一つ,組織の常識と世間の常識が一致していること。
一つ,ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価されること。
引用:日曜劇場『半沢直樹』より
半沢は続けて言います。
当たり前のことだがその当たり前ができていないから誰かが戦う必要がある,と。
そうなってしまう原因について聞き返す森山に
さっきお前が言っていたじゃないかと半沢。
半沢は続ける。
自分の為だけに仕事をしているからだ。
仕事は客の為にするもんだ。
ひいては世の中の為にする。
その大原則を忘れたとき、人は自分の為だけに仕事をするようになる。
自分の為にした仕事は、内向きで、卑屈で、醜く歪んでくる。
伊佐山や三笠や大和田みたいな連中が増えれば当然組織は腐ってくる。
組織が腐れば世の中も腐る。
森山、これからお前はいろんな相手と戦うことになるだろう。
だがな、最初の敵はいつも自分自身だ、勝敗は時の運だが、決して自分の構えを崩すな。
いつまでも鋭い太刀筋の森山でいてくれ。これは俺の願いだ。
引用:日曜劇場『半沢直樹』より
今回の名言より学ぶべきこと
自分のために仕事をするのも時には悪くありませんが,苦しい時は引いて世の中のため,仲間のために働く方が気持ちも楽になることがあります。
苦しい時は是非この名言を思い出していただければと思います。
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