仕掛ける相手の隙をつく。弱者が強者に勝つための古来からの戦法です。ただしそのために必要なのは攻める気持ちです。

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銀行内部での不正取引やサラリーマンの世界を舞台にした人間ドラマで出演俳優陣の骨太な演技が話題となり大ヒットを記録した『半沢直樹』シリーズ。

今回はそんな『半沢直樹』シリーズから名言を紹介していこう。

『半沢直樹』シリーズ

主人公の半沢直樹は過去に父の経営する工場が傾き、銀行からの融資の引き上げから父親を亡くした過去を持つ有能銀行マン。

その過去から銀行を変えたいという一心を持ち「上を目指す」と公言しつつ、日々の業務に邁進する。

手段を選ばない一面を持ちつつも、顧客の不利になることはせず、あくまでも正々堂々と行動する実直さも併せ持つ。

そんな考えを持つことから、成果のためなら不正を厭わない上司陣とは反発する機会も多いが、よくある悪い上司役にありがちな部下への責任転嫁や部下の成果を自分の手柄にするような上司像とは正反対の上司像を持ち、部下からのカリスマ性は圧倒的に高い。

そのため理想の上司ランキングトップ5に名を連ねたこともある。

自分が行うことが正しいと思ったらとことん突き通すその実行力と悪役(上司など)とのバトルシーンは目まぐるしく展開し、見ているこちらも手に汗握るような展開が続いていく。

見始めたらその世界観にどっぷりと浸かっていつの間にか自分がハラハラしてしまうかのような臨場感もこのドラマの人気の所以なのかもしれない。

仕掛ける相手の隙をつく。弱者が強者に勝つための古来からの戦法です。ただしそのために必要なのは攻める気持ちです。

今回の名言は2020年版の第3話より掲載しました。

東京セントラル証券への出向を命じられた半沢直樹。

そこでの部下にあたる森山が担当する“電脳雑技集団“から検索システムの大手サイト“スパイラル”の買収のアドバイザーとしての依頼を受けたことから1500億円を超える大型案件に沸き立つ“東京セントラル証券“。

銀行を見返すべくこの大型案件に燃える“東京セントラル証券”の面々ですが、そんな最中突然“電脳雑技集団”より今回の案件のアドバイザー契約を切られてしまいます。

突然の出来事に驚く半沢直樹らですが、今回のアドバイザー契約の打ち切りの裏には親会社である“東京中央銀行”が裏で糸を引いていることが発覚します。

子会社の案件を親会社が奪うという前代未聞の出来事に“東京中央銀行”への倍返しを決意する半沢直樹。

一方、正式に“電脳雑技集団”とのアドバイザー契約を結んだことから“スパイラル“の株の買い付けのために様々な手を打ってくる“東京中央銀行”及び“電脳雑技集団”。

そんな“東京中央銀行”と“電脳雑技集団”の株の買い付けに対抗するため、“スパイラル”の社長である瀬名洋介は“東京セントラル証券”と手を結びます。

親会社である銀行相手に資金力では到底勝ち目がない“東京セントラル証券”の半沢は「今回は“知恵“対“資金力“の勝負でだと言う。」

最終的に“東京中央銀行”がメンツを立てるために莫大な資金力を盾にしてきたら子会社である“東京セントラル証券”はひとたまりもないと。

そんな半沢の発言にそうなったらもう勝ち目はないのかと問う“スパイラル“の瀬名社長の高校時代の友人であり、半沢の部下である森山の問にこう答える半沢。

「ひとつ。仕掛ける相手の隙をつく。弱者が強者に勝つための古来からの戦法です。ただしそのために必要なのは攻める気持ちです。」

この言葉の後、半沢の言葉通りに格上の“東京中央銀行”と“電脳雑技集団”を攻めた結果、相手の綻びが生じ、結果的にその隙を突くことになります。

高校時代剣道部であった森山はこれを剣道とかけて

「一足一刀の間合いをとって平常心で相手をみつめ気剣体の一致を伴い最後の一撃を与える」

と例えました。

今回の名言から学べること

例え相手が如何なる強者であろうとも攻める気持ちを忘れずにいればいずれ相手にも隙が生じると言うことですね☀️

ただしその時にはきちんと隙を見極められるように冷静である必要がありそうです☺️

↓その他の名言↓

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