「どん底から見える景色ってのは真っ暗じゃねえ。地に足付けて上を見上げりゃ希望で輝いてんだ」龍が如く7の名言より人生を学ぶ

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龍が如く

引用:『龍が如く7』より

©️SEGA

こんにちは。

今回は『龍が如く7』の主人公であり、どん底から這い上がる男“春日一番”の名言を掲載してみました。

今回の名言は『龍が如く7』のラストシーンで春日が空を見上げながら自身の半生を振り返って呟いた一言です。

春日の半生は自身で謳っているようにとても壮絶なものでした。

※以下ネタバレ注意

東京都神室町のソープで産まれた男の半生

春日の産まれはコインロッカーに産み落とされ、それを引き取ったソープランドの店長により育てられます。

やがて大きくなった春日一番は未成年でありながら、チンピラやヤンキーに喧嘩を売り歩き、金を巻き上げるという荒れた生活を送っていました。

そんなある日、末端のヤクザを病院送りにしてしまい、捕らえられてしまった春日はその場をやり過ごすために

「自分に手を出したらバックにいる武闘派のヤクザ組織である『荒川組』が黙っちゃいない」

と口から出まかせを言い放ってしまいます。

それを聞いたヤクザ達は怯むどころか、敵対中の荒川組に落とし前を付けさせるいいチャンスだと思い、荒川組の組長を呼び出します。

そんな出まかせに応じるはずがないと思い込み、死を覚悟する春日一番ですが、まさかその場に荒川組の組長である“荒川真澄”が一人で訪れます。そして

「お前達かこんなガキ相手に本気になっているクソヤクザどもは。」

と言い放った後、何も言わずに颯爽と自身の指を切り落としその場でケジメをつけます。

そうして救われた春日一番でしたが、荒川真澄が指を切り落とした理由は他でもなく組の看板に傷をつけない為でした。

しかし命を救われたことに変わりはないと恩義を感じた春日一番は荒川真澄についていく事を決意します。

長きにわたる嘆願の末、そうして弟子入りすることになった一番はある日、他の組員を弾いてしまった若頭の“沢城丈”に代わり18年の刑に服してくれないかと頼まれる。

ずっとその日まで恩返しがしたかったと、春日一番は涙を流しながら喜んでその頼みを聞き入れます。

そして無事に18年の刑期を終え、無事出所した春日一番ですが、そこに荒川の姿はありませんでした。

そして出所してから知り合った元警察官の足立から荒川真澄は自身の所属していた関東最大の『東城会』を破滅に導き、関西最大の極道組織『近江連合』に寝返った事を知らされます。

しかしそんな事を信じられるはずも無く、春日は直接荒川に話を聞くべく荒川の元へと向かいます。

しかしそんな春日を待ち受けていたのは荒川の無情な言葉と共に放たれた銃弾でした。

死にかけた春日一番ですが、たどり着いた町でホームレスであるナンバに助けられ、なんとか九死に一生を得ます。

目覚めたのは見知らぬ町、神奈川県『異人町』のゴミ溜めの中でした。

絶望的な状況に置かれていた春日一番ですが、そんな絶望的な状況の中で『おやっさん』こと荒川真澄の動機の真相を追い求める中で、数々の仲間達と出会い、いつしかそこは春日の居場所になっていました。

荒川真澄の真相に近くにつれて、本当の黒幕は荒川真澄の息子であり、都知事であり、幹事長にまで成り上がった荒川真人であることを知ります。

荒川真人はかつて一番が荒川組に所属していた時に「若」と呼び仕えていましたが、身寄りのない一番にとっては家族同様にして育った大切な存在の一人でした。

しかし、自分がヤクザの息子である事により人並みの生活を全うする事が出来なかった荒川真人は自身の名前を捨て「青木遼」という偽名を使い裏では親であり『近江連合若頭代行』である荒川真澄の力を使い都知事にまで成り上がっていました。

悪事に手を染めすぎて自分の事を止めることができなくなっていた青木遼に対して

最後まで心配をしつつも目を覚まさせるために都知事としての悪事をメディアに晒し、一番は罪を償い一緒に一からやり直す事をかつての『若』荒川真人に提案します。

しかし自分を勝手に家族と呼び、接してくる春日の思いやヤクザの家族ごっこに嫌気が差していたと、最後の最後まで抵抗をやめようとしない荒川真人でしたが

身寄りのない一番にとって荒川真人は家族同然であり、死んで欲しくないと涙ながらに最後まで訴える春日に対して、罪を償いもう一度ゼロからやり直すことをようやく決意します。

しかしそんな矢先にかつての部下に刺されてしまいます。

薄れゆく意識の中でずっと一人だと思い込んでいた荒川真人でしたが、本当はいつも自分に寄り添い続けてくれていた沢城丈や荒川真澄の存在にようやく気付かせてくれた一番に対し「ありがとう」という言葉を残して息を引き取ります。

最後の春日の回想シーンでは荒川真人が死ぬ間際に一番に対し「お前は生きろ」という言葉と共に

「どん底からやり直すか…いいもんだよな…」

と言っていた事を思い返します。

そんなかつての若の言葉を思い返しながら

「どん底から見える景色ってのは真っ暗じゃねえ。地に足付けて上を見上げりゃ希望で輝いてんだ。あんたの言う通りですよ…若。」

と空を見上げて呟きます。

どん底から見える景色ってのは真っ暗じゃねえ。地に足付けて上を見上げりゃ希望で輝いてんだ。

信じていた人に裏切られ、見ず知らずの街に投げ捨てられた春日ですが、そんな状況でも真実を知りたいと願い、ひたすらに走った結果、かけがえのない仲間達と出会い、人生に意味を見出すことができるようになりました。

今回の名言は現状がいかに難しい状況に置かれていても諦めず、落ち着いて目標を見据えれば、いずれは道も開けるという春日一番の生き様を表した前向きな名言だと感じました。


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