轟四人衆に対し、自身の人生訓を説く日浦組組長『日浦匡也』
『土竜の唄』 ©️小学館 原作:高橋のぼる
土竜の唄とは
こんにちは。今回は主人公の“菊川玲二”が日本の大暴力団であり6000人が所属する『数奇矢会』のドンこと“轟周宝”を挙げるまでの潜入捜査官としての物語を描いた作品『土竜の唄』より名言の引用です。
立ちはだかる『轟四人衆』
ついに轟周宝を逮捕するためのシャブの大型取引にまでこぎつけた“菊川玲二“とその兄弟分クレイジーパピヨンこと”日浦匡也“。
しかし、轟周宝もただでは終わらなかった。
轟周宝直属の武力集団『轟四人衆』を招集する。
これには数多くのヤクザを力とカリスマ性で束ね、ここまで成り上がった”日浦匡也“とその兄弟分”菊川玲二“も手を焼くことになる。
激戦の末、ようやく『轟四人衆』のうちの2人を制する菊川玲二と日浦匡也。
そして遂に残った轟四人衆のうち”如来“と”聖環“と相対する日浦匡也。
しかし、追い詰められた日浦匡也は「地獄に堕ちろ。」と言いつつ、武器をかざす”聖環“に対し、こうつぶやきます。
「知ってるかお前ら。天国も地獄も…同じ場所なンだぜ。」
今いる世界を天国にするのも地獄にするのも、てめぇ次第だぜ…
日浦の発言に対し、『天へは召されるもので地獄は堕ちるものだと』発言する“聖環”。
そんな“聖環“に対し日浦はこんな例え話をする。
目の前には大きな釜の中で煮えた”宇宙一の料理(スープ)“それを周囲で囲って食べようとする人達。
しかし、釜には火がくべてあるので5メートル程あるスプーンですくって食べようとするが、手繰り寄せる間に全て溢れてしまう。
それに対し日浦は「自分のことしか考えていないから一口も飲めないんだ。」と論す。
逆にその5メートルあるスプーンを以って、反対側の相手に飲ませてあげる優しさと思いやりがあれば、助け合い、協力しあってお互いにその料理を味わえると。
強欲な人間と、感謝して生きる人間。その違いが天国にも地獄にもなる。
そう話し、日浦の放ったひざ蹴りは”如来“の額を捉える。
今回の名言から学べること
日浦は相手を思いやることの大切さを説きました。
仮面ライダージオウや仮面ライダークウガの名言でも思いやりに関する内容を紹介しましたが
生きることも大変な今この時代に必要とされているのは、相手への思いやりかもしれませんね。
↓他名言
誰かの笑顔のために頑張れるのは素敵なことですし、世の中が笑顔で溢れるようにするために誰かへの思いやりは大切にしたいですね。
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※本ページの情報は2019年9月時点のものです。
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