『ファブル』砂川が山岡に対し最後に言いたかった言葉とは。砂川の死に間際の言葉について予想

ザ・ファブル

『怪人』山岡に撃たれ死に際に何か言い残そうとする真黒組幹部「砂川」

『ザ・ファブル』 ©️講談社 漫画:南勝久より

こんにちは。今回は映画も公開され、話題沸騰中の『ザ・ファブル』より真黒組幹部“砂川”が最後に残したかった言葉について考察します。

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砂川とは

引用:『ザ・ファブル』

©️講談社 原作:南勝弘

大阪府太平市を縄張りとする暴力団真黒組の幹部です。

その性格は極めて狡猾で自身が真黒組組長になるために、ヤクザ界では禁忌とされている親殺しを企て、実際に4代目組長である浜田を殺害します。

その方法も組に暗殺がバレないよう、『ファブル』幹部の山岡と共に練りに練った作戦をもって実行します。

思わぬ山岡の裏切り

恐怖を一切感じず、人生にスリルと面白さを求めて生きている山岡と組んだのが、彼の命運の尽きでした。

砂川が組長になるための段取りは着実に進んでいたものの、スリルを求める山岡の勝手な行動により、同じく『ファブル』である“佐藤明”を敵に回し、その圧倒的な実力と“アザミ”の裏切りにより追い詰められ、ベッドに横になった満身創痍の山岡にしびれを切らし、銃を抜き山岡を撃ち抜こうとします

砂川の末路

しかし相手も元は暗殺者の暗殺者と呼ばれた男であり、満身創痍であっても砂川の敵う相手ではありませんでした。

銃を抜いた砂川の首元はベッド越しに即座に打ち抜かれ、その場にへたり込んでしまいます。

そんな砂川に山岡は「最後に残したい言葉はないか。」と問いかけます。

しかし、首元を撃ち抜かれ息も絶え絶えな砂川は「お…オレ…の…」と言い残し生き絶えてしまいます。

引用:『ザ・ファブル』

©️講談社 原作:南勝弘

砂川の言い残したかった言葉

砂川も義を重んじるヤクザの一員であることから、言い残そうとした言葉はあまりにも自分の組織を舐めきっている山岡に対して何か良い残したかったのではないかと予想します。

山岡の行動により、自身の親殺しがバレかけている状況になっても悠々とベッドに横になり、対策を打とうとしない山岡と自分を下に見ているかのような物言い。

それは永らく暗殺者として生きてきた山岡ならではの余裕であり、自分がどのような状況でもヤクザに遅れは取らないという自信から、生まれた余裕でもあります。

しかし、自分の所属する組の力を知っていて、決して侮っていない砂川の慎重さはスリルを求める山岡とは相対するものでした。

上記のことから筆者の予想は

「オレの組織を舐めるなよ。」

というようなニュアンスに近い言葉を死に際に言いたかったのではなかったのかなと予想しています。

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※本ページの情報は2020年5月時点のものです。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。

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