見るだけで勝手に記憶力がよくなるドリル
©️サンマーク出版 池田義博
こんにちは。
今回は数日にかけて今話題の『見るだけで勝手に記憶力がよくなるドリル』を読んでみたのでレビューを載せていきたいと思います。
著者
この書籍を手がけるのは40代半ばから「記憶力日本一」を獲得し続け、現在6連覇中の池田義博さんが手掛けています。
他にも著書としてはいくつか出版しており、「脳にまかせる勉強法」や「奇跡のメモ術」などがあります。
本書の特徴
まず本書を手に取った時に率直に私はワクワクしました。
まず書店の書籍コーナーに本が並べられる場合、どの書籍もそのサイズ感はA6版と呼ばれる一般的な小説サイズのものが多いのですが実際のドリルのように少し横長に作られています。
色々サイズ感を比較してみるとこんな感じ。
真ん中がわりと標準な書籍のサイズです。
子供の頃によく手にする学習用のドリルがありますが、それを彷彿とさせる本のサイズ感です。
本書の内容はというと、子供の頃に取り組んだドリルのように解説と問題が並んでいるような形式で次々とドリルが進んでいく。
例えば
スズメバチ ウニ ハンマー ハリセンボン 注射 の中から共通点と仲間外れを探す。
引用:見るだけで勝手に記憶力がよくなるドリル
©️サンマーク出版 池田義博
だったり、
(ちなみに上の問題の場合、共通点は針があるもの、仲間外れはハンマーです。)
5 2 1 5 の数字を1回ずつ使って計算して最終的に指定された数字(例えば3)になるようにしたり。
引用:見るだけで勝手に記憶力がよくなるドリル
©️サンマーク出版 池田義博
答えは(5+2/7+1/8ー5=3)など
少し頭を捻れば答えが浮かんできそうな問題が多いのですが、問題が難しすぎないところもまたいいですね。
これは問題のほんの一部なんですが、章ごとにテーマがあって、効率よく記憶させる力を磨いたり、記憶を引っ張り出す力を磨くトレーニングだったりと多岐にわたり脳の機能を向上させることができるような問題が多く紹介されています。
実際の効果は?
この本を読んだからと断言はできませんが、物事を見た時にその場面を記憶しておけるような機会は増えたかも…。
気付きの力が増したともいうべきでしょうか…。
というのも物事に対してなぜ?と疑問を持つ力,意識的でいる時間(マインドフルネス)が増したように感じます。
あとは単に記憶力を向上させるトレーニングだけでなく、物事を効率的に覚えておくことのコツなども紹介しているので一見の価値はあるかもしれません。
ぜひ一度読んでみてください☀️