こんにちは。
今回はるろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ーより人として本質的な成長に必要なことを教えてくれる名言を掲載しました。
怒るのは大いに結構だがあせるな
今回の名言は剣心の最大のライバルとしても名高い元新撰組3番隊組長斎藤一の名言です。
剣心ら一行は日本政府の転覆を目論む志々雄真実一派との最終決戦のため,比叡山の北東中腹にある志々雄真実のアジトに来ていました。
志々雄真実の直属の配下“十本刀”の三番手である悠久山安慈を下した剣心ら一行ですが,そこで悠久山安慈より衝撃の事実を告げられます。
アジトに十本刀が集結しているものかと思い込んでいた剣心ら一行。しかし実際アジトに残っているのは安慈,宇水,瀬田宗次郎の十本刀の三強のみであり,残りは葵屋の襲撃に向かっているということでした。
その事実を聞き焦りと怒りの感情が心に沸き立つ剣心。
しかし,迷宮のような比叡山のアジトを引き返すより先に進み,ことの始末をつけることが最善であると判断した剣心らは前に進むことを決意します。
しかしどうしても焦りの感情を拭えない剣心。
先に進み次に待ち受けていたのは十本刀最強と言われる瀬田宗次郎と並び最強の一角と謳われる宇水でした。
宇水は笑みを浮かべながら安慈の元で誰一人として倒れなかったことを喜びます。
悠長に御託を並べる宇水に対し焦りと怒りから,早々に始末をつけようと即座に剣を構える剣心。
見かねた斉藤が剣心を制し,こんな言葉を投げかけます。
怒るのは大いに結構だがあせるな阿呆。あせりは余計な緊張を生み,実力を半減させる。
さすがは元新撰組3番隊。
新撰組の隊士としていくつもの修羅場を潜り抜けてきただけあり,いかに冷静に戦況を見極めることが大切かを心得ています。
たとえ頭に来ることがあっても,その場は冷静に対処しそれをバネににして自分を成長させることができたなら最高ですね。
時には怒ることも自分を成長させる上では必要なものですが,余計な焦りは生まないように冷静に自分を見つめてコントロールする必要がありそうです。
簡単な事のようで,すごく難しい事ですね。
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