『怒れ許せないという強く純粋な怒りは手足を動かすための揺るぎない原動力になる』鬼滅の刃“富岡義勇”の名言より学ぶ

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鬼滅の刃

引用:鬼滅の刃    第1話『残酷』より

  作:吾峠呼世晴   ©️集英社

今回は怒りを覚えた時でもそれを前向きに捉えられる様な名言を『鬼滅の刃』より引用してみました。

怒れ。許せないという強く純粋な怒りは手足を動かすための揺るぎない原動力になる。

今回の名言は『鬼滅の刃』でも屈指の人気を誇る“富岡義勇“が言い放った一言です。

名言は第一話の『残酷』からです。

主人公の“竈門炭治郎”は炭焼きとして決して裕福でもなく、楽でもないけれど、家族と幸せに暮らすそんなありふれた幸せの中で生きていました。

そんな日常を幸せだと感じつつも、人生には雲行きがあり、いつも晴れとは限らない、そんなことを考えていました。

山を降り、麓にある村に炭を売りに訪れていた炭治郎。しかし、村人からの頼まれごとを受けているうちに思わず帰りが遅くなってしまいます。

一仕事を終え、山に帰ろうと歩きだしたところ、村の三郎爺さんに夜になると鬼が出るから今晩は泊まって行けと山に帰るのを止められます。

鬼が出るという言葉は信じていない炭治郎ですが、その晩は三郎爺さんの家に泊めてもらうことにします。

日が暮れ始めると鬼がうろつき始める事と昔から鬼を退治してくれる鬼狩りと呼ばれる者たちが鬼を斬ってくれること、そんな話を聞きながらもあまり気に留める様子もなく眠りにつく炭治郎。

しかし、亡くなった祖母が死ぬ前に同じ様なことを言っていたことを夢うつつの中で思い出します。

そして炭治郎の人生はここから大きく激変することになります。

翌朝、麓の村から自宅に帰るとそこには血塗れで倒れている家族の姿がありました。

突然の出来事に動揺を隠せない炭治郎ですが、なんとか倒れていた中でもまだ温もりの残っている妹の禰豆子をなんとか抱え麓の医者へ足を急がせます。

しかし突然背負っていた禰豆子が雄叫びをあげ、襲いかかってきます。

よく見ると歯は牙の様に鋭く、目は血走っており様子がおかしいことに気づきます。

引用:鬼滅の刃    第1話『残酷』より

  作:吾峠呼世晴   ©️集英社

あまりの力に押し返すことが出来ない炭治郎。

なんとか禰豆子を正気に戻そうと必死に呼びかけます。

すると突然背後から刀を持った男が禰豆子に斬りかかります。

間一髪で禰豆子を引っ張り、なんとか避けた炭治郎。

さらに走りかかってくる男に、思わず庇う様に妹を抱え込もうとする炭治郎ですが、気がつくと妹は男に捕らえられていました。

なんとか禰豆子を守りたい一心から、富岡に鬼になってしまった禰豆子を殺さない様にお願いする炭治郎。

しかし生き死にの権利を他人に握らせるなと一喝され、妹を奪われそうになった時もなぜ手元にあった斧でなぜ戦う意思を示さなかったのかと叱責されます。

結果的にそのしくじりのせいで妹を奪われたのではないかと。

返す言葉が見つからない様子で打ちのめされている炭治郎に対し、心の中でこんなことを呟きます。

お前が打ちのめされているのはわかっている。

しかしそんなことは今することではないと。

怒りを原動力にして立ち上がれと。

そうして炭治郎は鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すべく立ち上がり、後に鬼狩りとして動き出すことになるのでした。

今回の名言から学びたいこと

人が動くための原動力ってたくさんありますよね。

怒るということはマイナスなイメージになりがちですが、その怒りを元に頑張れるのであれば、その怒りも決して悪いことばかりでないと教えてくれるのが今回の名言なのかもしれません。

 

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