引用:南勝久 ©️講談社(ザ・ファブル 第36話『SEXのお話…』より)
こんにちは。いとうです。
今回は『ザ・ファブル』36話『SEXのお話…』より名言を掲載してみました。
生きるのは困難、死ぬのは面倒。俺はコイツの面倒を代わりにしてやったーッ!!
『ザ・ファブル』に登場する、大阪府太平市を縄張りとする真黒組に所属するヤクザの小島が言い放った一言です。
元々は小島に300万円の借金があった男に対し、小島は借金の返済を要求しますが小島が刑務所に留置されていた期間の利子分を踏まえて600万円の返済を要求します。
無茶苦茶な条件でありつつもコルトパイソンを手にした小島に対し、男は条件をのみます。
小島は舎弟の高橋に男のマンションに行って、通帳と銀行印と実印を取ってくるように指示しますが、男が それらは自分の指紋認証がないと金庫が開かないことを説明しようとするとその刹那、小島は男の頭をコルトパイソンマグナムで撃ち抜く。
ビビる舎弟の高橋とスッキリした表情の小島。
そして男の遺体を遺棄する際におもしをつけて沈めるが、浮いてこないか心配する高橋。
そんな高橋は心配そうに呟く 「本当に死んだんスよねコイツー… 俺…なんていうか〜〜〜…」
そんな心配をする高橋に対し小島は言い放つ
「殺られて当然のヤツや。気にするなァーー 生きるのは困難、死ぬのは面倒。 こうゆう言葉がある。 俺はコイツの面倒を代わりにしてやったーーッ!!」
元々はフランスの哲学者の言葉
もともとは12世紀を生きた聖公会とカトリック教会の聖人であり、35人の教会博士のうちの1人であるフランスの哲学者“聖ベルナール”(クレルヴォーのベルナール)の名言
「生まれるのは苦痛、生きるのは困難、死ぬのは面倒である。」
という言葉からきているようです。
言葉自体はマイナスに捉えられがちですが、意味合いは
「生まれるのがたとえ苦痛であっても、面倒ではなくてよかった。
生きるのがどんなに困難であっても、面倒でなくてよかった。
死ぬのはよくよく困難であり、なかなか苦痛であって、もはや面倒を通り越して遣る瀬無い。 生きるとするか、いや生きてやる。」
というプラスの意味合いでの言葉です。
今回の名言より学ぶこと
今回の名言は漫画の中では生きることは困難であり、死ぬことは面倒だから死ぬことの手伝いを俺がしてやったと言うような意味合いで使われています。
確かに小島が言うように現実を生き抜くのは時に困難であり、大変なこともありますがそれは今より800年以上昔の偉人が話すように昔から確かにある現実であり真実。
しかし本来の言葉の意味のようにそんな現実を生き抜こうとする強い意思を以って立ち向かっていきたいですね。
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※本ページの情報は2019年11月時点のものです。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
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