引用:原作三部けい(僕だけがいない街 アニメ版 第5話 藤沼佐知子)
今回はアニメ版『僕だけがいない街』より名言の引用です。
名言が生まれたのは主人公である藤沼悟がとある少女を救おうとしますが、
結果的に少女を救えず、嘆いている場面での母親からの一言です。
※以下ネタバレ含みます。
物語は「再上映(リバイバル)」というタイムリープ能力に目覚めた29歳の
主人公を中心として展開されます。
藤沼悟には不思議な能力があり自分の意思とは関係なく、自分の周囲で事故
もしくは事件が起きる数分前にタイムリープするという能力を持ち、本人は
その能力を疎ましく思いつつもその正義感から事件、事故を未然に防ぐよう
になっていた。そんなある日2006年から1988年を往復するタイムリープが発
動する。突然の大幅なタイムリープに驚く藤沼悟だが、過去に同級生の雛月
加代が殺害される事件があり、タイムリープ先がその事件の数週間前である
ことに気が付く。そこから彼が雛月を救うため過去を変えようと翻弄する。
過去を変えられたかに思ったが、結果的に過去は変わらなかった時に酷く落
ち込んでしまう。そこで塞ぎ込んでしまっていた際に母親より
『自分のせいなんて思うのは思い上がりってもん。一人ひとりの人間にできることなんて限られてる。』
と諭されました。
世の中何事も生きていれば失敗することは多くありますが、人一人の力で出来ることなど限られているのだから、自分を責めすぎずに前向きに生きていけばいい。
というようなメッセージの込められた素敵な名言ですね。
この名言を胸に転んでもすぐに立ち上がる勇気を持ちたいですね。
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