京都編で剣心最大の敵として立ちはだかり、剣心らを大いに苦しめた志々雄真実と人誅編で剣心の前に立ちはだかり、一度は剣心を再起不能にまで陥らせた雪代縁。
どちらも剣心の前に強敵として立ちはだかり、剣心を大いに苦しめました。
そんな二人が戦ったら実際にはどちらが強いのか、今回は考察してみました。
作中最強クラスの志々雄真実の強さ
能力
剣術 | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ |
力 | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ |
スピード | ⭐︎⭐︎ |
技の威力 | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ |
洞察力 | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ |
タフさ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ |
京都編のボスであり、人斬り抜刀斎の後継者とされる人物。
剣の腕、頭の切れは緋村抜刀斎と互角と評される程の実力者でしたが緋村抜刀斎とは異なる底知れぬ野望を持ち、危険人物と判断された事から政府に火を付けられ始末されかけた経歴を持ちます。
それにより人体の発汗機能はほぼ死滅し、自力での体温調節が不可能となった事から常に身体は高温を宿すようになってしまいました。
その事が原因で長時間の運動は不可能となり、医師からは15分を超える運動は危険であると判断されるようになってしまいました。
活動できる時間に限界があるとは言え、その実力は過去に登場してきた敵キャラクターの中では圧倒的で剣心が今まで戦ってきた敵キャラクターとは一線を画します。
比叡山での決戦では手負いとはいえ、剣心、斉藤、左之助を3タテした上に挑んできた四乃森蒼紫も退けています。
実写版ではその強さを象徴するかのように剣心、斉藤、蒼紫、左之助四人相手で挑みようやく互角といった感じでした。
戦闘能力もさながら斉藤の“牙突零式“を初見で間一髪でかわす随一の危機回避能力に加え、斉藤並みの洞察力、宗次郎の“縮地”を目で追えるほどの動体視力も持ち合わせており、作中でも難なく志々雄に勝てるのは比古清十郎くらいだと思われます。
作中最強のスピードを誇る雪代縁の強さ
能力
雪代縁 | 雪代縁(狂経脈) | |
剣術 | ⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎ |
力 | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ |
スピード | ⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ |
技の威力 | ⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎ |
洞察力 | ⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎※ |
タフさ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ |
※狂経脈による異常聴力によるもの
るろうに剣心の最終章にあたる人誅編のボスであり、剣心の元妻“雪代巴”の弟。
幼い頃に剣心が不慮の事故から姉の雪代巴を斬殺してしまうところを目撃してしまい、それ以来剣心を恨むようになります。
縁の武器は姉を亡くしたショックから上海に渡り、そこで地獄のような日々のもとで身につけた“倭刀術”。
“倭刀術“は日本の剣術を真似たものに上海大陸独自の動きのしなやかさと力技をミックスさせた剣術です。
雪代縁の強さといえば
①剣心最強の奥義“天翔龍閃”を始めて破った
②剣心の神速、宗次郎の超神速よりもさらに速い超々神速
③切り札“狂経脈”
という3点にあります。
①に関しては志々雄ですら破れなかった作中無敗の奥義“天翔龍閃“を始めて破った人物でもあります。
ただこれは本人が言うように外印戦で一度奥義を目にしていたおかげもあったとの、剣心の心に迷いがあったことにより思ったように剣心が技の威力を引き出せなかったことにも原因があります。
②の宗次郎の“縮地”を上回るとされる狂経脈発動後の縁の超々神速ですが抜刀斎を超えたとされる剣心ですらやっと防げるレベルで、剣心も聴覚にダメージを与える龍鳴閃がなかったら、かなり危なかったと思います。
③の狂経脈により得られる効果は
・スピード、力など純粋な身体能力の向上
・視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚などの五感の向上
です。
縁曰く、目は飛び散る血の一滴一滴を見極め、耳は軋む骨の音一つ一つを聞き分け、皮膚は巻き上がる一粒一粒まで感じ分けるとのこと。
狂経脈を以ってすれば宇水の心眼のように相手の動きを瞬時に見極め対応することもでき、さらには戦闘に欠かせない視力までも向上する事から完全に宇水の心眼の上位の能力を手にすることができます。
狂経脈による身体能力の向上は人間の身体能力の限界値にまで至っている剣心らのそれを遥かに凌駕しており、超神速とされる“縮地“には反応できていた剣心も狂経脈発動後の縁のスピードにはついていけていなかった事から、いかに狂経脈が人外の技であるかを物語っています。(公式では宗次郎の“縮地”を超神速、狂経脈発動後の縁は超々神速と記しています。)
志々雄真実と雪代縁戦ったらどちらが強いのか
志々雄真実 | 雪代縁 | 雪代縁(狂経脈) | |
剣術 | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎ |
力 | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ |
スピード | ⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ |
技の威力 | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎ |
洞察力 | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎※ |
タフさ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ |
狂経脈発動後は縁が優勢か
志々雄が狂経脈発動後の縁に勝てるかどうかは超々神速に対応できるかどうかが鍵になります。
剣心が狂経脈縁に勝てたのは龍鳴閃があったからで、抜刀斎を超えた剣心ですら、縁のスピードに反応するのがやっとで龍鳴閃がなかったら一方的な展開になっていたであろうことが予想されます。
抜刀斎を超えたとされる剣心ですら、龍鳴閃がなければ縁に負けていたであろう事から、緋村抜刀斎と互角とされる志々雄真実では縁の超々神速を封じる術がなければ狂経脈縁に勝つのは難しいのではないでしょうか。
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