湘北高校との激戦の末,79−78で敗れ全国の舞台から姿を消した山王工業高校。
山王工業が実際に勝ち上がり森重擁する名朋工業,地区大会で山王工業を下した湘北にも勝利している海南大附属高校と戦った場合,結果はどうなっていたのか考察していきたいと思います。
山王工業VS愛和学院
湘北を下した後に山王工業がぶつかるのが愛和学院。
愛知の星と呼ばれ,牧をもってして全国でのし上がるには避けて通れない相手とまで言わしめるSG(シューティングガード)の諸星を擁する高校です。
わざわざ牧が神奈川から愛知まで地方大会の視察に赴くほどの高校であることから全国4位の名は伊達ではなさそうです。
諸星が奮闘するも惨敗
愛和学院のレベルは昨年同じくベスト4の海南大附属と同等程度であると推察されます。
昨年113−83で海南が敗れた時の山王よりもさらに強いと言われる今年の山王相手では太刀打ちは難しそうです。
またキャプテンでありエースの諸星は監督に山王の沢北を倒すのはお前しかいないと煽られた時も本人は全く自信がなさそうでした。
それほど沢北と山王のレベルが桁外れているということなのでしょう。
山王工業VS海南大附属
山王工業が順当に勝ち上がっていった場合,準決勝でぶつかることになる海南大附属高校。
神奈川No. 1プレイヤーである牧を擁し,SG(シューティングガード)には神奈川屈指の3ポイントシューターである神宗一郎もいます。
また脅威の身体能力を誇る清田信長も入部し,センターの高砂も赤木と激闘を繰り広げるなど決して侮れない実力者です。
海南食らいつくも山王優勢か?
山王と海南は昨年の全国大会でも戦っています。
結果は山王工業の圧勝で113−83というスコアで幕を閉じています。
そして赤木は昨年の海南を今年並みに強かったとしつつも,高さなどを考えると今年よりも上かもしれないと評しています。
そして今年の山王はここ10年で一番強いとまで言われていますので,海南が勝てる見込みは限りなく低くなりそうです。
山王工業VS名朋工業
そして今回の全国大会の注目株でもある森重擁する名朋工業高校。
1回戦で50得点,22リバウンド,10ブロックと脅威の数値を残し,会場をどよめかせた名朋工業の森重。
1年生ながらに身長199センチ,花道にも当たり負けしない屈強な体を持つ森重をどのように封じるかが勝負の鍵となりそうです。
森重を抑え込み,山王が圧勝か
名朋の森重とマッチアップするのは超高校級C(センター)の河田。
身長199cm,体重100kgと脅威の体格を誇る森重に対し,河田の身長は194cm,体重は未公表。
体つきでは森重に部がありますが二人のマッチアップは河田の圧勝でしょう。
まず体格以外のステータスで森重が勝つ要素が見つかりません。
森重に近しい体格の持ち主として身長210cmの河田の弟がいますが,同じチームでゴール下のポジション争いで河田兄が弟に負けている様子が想像できません。
森重は河田弟よりはスピードやテクニックで上をいっていると思われますが,河田兄とはまたレベルが違うでしょう。
何より森重の弱点はバスケを始めたのが中学2年の夏頃からと自身で発言しているように経験が違います。
パワーで互角に持ち込めてもスピードやテクニックでねじ伏せられて森重は何もできずに試合が終了しそうです。
まとめ
本作のストーリーでは実力以上のものを発揮した湘北が山王を下しましたが,もしもその試合で山王が勝利していた場合,山王が全国の強豪校をねじ伏せ優勝していたと考えられます。
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