【スラムダンク続編】あれから10日後のあらすじ|【幻のイベント】「スラムダンク一億感謝記念・ファイナルイベント」

SLAMDUNK(スラムダンク)
SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

「SLAM DUNK」(スラムダンク)とは、井上雄彦氏による、高校生バスケットボールを題材とした、日本の漫画作品です。

日本だけでなく世界中にファンの多いスラムダンクは、2022年12月3日に映画化されることが発表されています。

そんなスラムダンクに続編があるのを知っていますか?第31巻、桜木花道の「天才ですから」で完結したと思っている方が多いと思います。

さらに、3日間のみ開催された幻のイベントというものをご存知でしょうか?この記事では、幻のイベントの概要、単行本の続編について紹介します。

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1.幻のイベントとは

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

スラムダンクの単行本は、1991年2月の発行から始まり2004年7月、国内発行部数が1億冊を突破しました。

これを記念し、作者の井上雄彦氏が読者1人ひとりへ「感謝の気持ち」を伝えることを目的に、「スラムダンク一億感謝記念・ファイナルイベント」というイベントが開催されました。

新聞、ホームページ、記念イベント、この3つの企画によって「感謝の気持ち」を読者へ届けました。

最初の企画は、1億冊を突破した2004年7月の翌月8月、新聞大手6社の全面にスラムダンクが広告として掲載されました。

掲載内容は、桜木花道、流川楓、赤木剛憲、三井寿、木暮公延、宮城リョータの湘北メンバー6人が、6社それぞれに「感謝の気持ち」とともに描き下ろされています。

これは井上雄彦氏が広告主となっています。新聞広告には、莫大な費用がかかります。

さらに全面となると、新聞社によって異なりますが、約30,000,000円かかるそうです。それも6社です。

予告もなしに掲載されたこの新聞広告は、現在インターネット上などで、プレミア価格で出回っています。

次の企画は、期間限定で開設されたホームページです。実は最初の企画の新聞広告にはURLが記載されていました。

そのURLからは、期間限定のホームページへアクセスすることができました。

ホームページへアクセスすると、作中に描かれている湘北の試合会場に招かれ、観客としてメッセージを送り応援することができます。連載当時の感動が甦りますね。

新聞に、ホームページ。これだけで終わらないのが、井上雄彦氏。最後の企画が、この「スラムダンク一億感謝記念・ファイナルイベント」のメインである記念イベントです。

このイベントは神奈川県の廃校となった校舎で、2004年12月3日から5日の3日間で行われました。このイベントで、スラムダンクの続編である「あれから10日後」が公表されています。

10日後の物語は、井上雄彦氏が学校の教室一枚一枚の黒板に、チョークで描き下ろしています。さらに、このイベントでは開放されていた体育館で、井上雄彦氏と一緒にバスケをすることができました。

もうファンにはたまりませんね。

こんな最高のイベントには裏話があります。黒板に描かれたストーリーは、警備員や境界線、注意書きすらなしでかなり無防備な状態でした。

これは井上雄彦氏のファンへの信頼から、あえてそのような状態にしたみたいです。結果的には、枠線の一本すら消されることはありませんでした。このイベントはたった3日間しか行われませんでした。

また、TVや新聞などの大メディアによる告知は行わず、ホームページのみの告知で開催されました。そのため、3日間で約5,000人のファンしか参加することができませんでした。

イベントが開催された2004年12月は掲載終了から8年が経っており、世界中にファンがいたスラムダンク。

単行本1億冊突破を記念し、井上雄彦氏が読者へ「感謝の気持ち」を伝えるために開催されたこのイベントですが、あまりにも限定的だったため、幻のイベントと言われています。

あれから10日後

学校の黒板に描かれたスラムダンクの続編「あれから10日後」。物語の内容は、登場人物、チームそれぞれの10日後が描かれています。時系列に沿って紹介していきます。

赤木晴子

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

リハビリ中の桜木と文通を続けるハルコさん。桜木からの手紙の内容に、笑みを浮かべます。最も桜木の復帰が待ち遠しいのは、ハルコさんかもしれないです。

桑田、石井、佐々岡(湘北のメンバー)

午前5時、赤木の抜けたスタメンの1枠を争うため、ランニングで体育館に向かう3人。すでに体育館からはバスケットボールの音がします。

三井寿

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

体育館には三井の姿がありました。

赤木が抜けることでチームのリバウンド力が低下するため、シュート成功率を上げようと、さらに大学からの推薦をもらうためにも冬の選抜に向けて努力しています。

高校バスケは、夏(インターハイ)、秋(国体)、冬(冬の選抜)に全国大会があります。3年生はチーム、個人によって、冬まで残るか残らないか異なります。

どうやら三井は残るようです。

安西監督、彩子マネージャー

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

午前6時、それぞれ外をランニングしていたところ、道でばったり会います。恥ずかしがりながらも、2人ともダイエットが目的と説明し、見なかったこととして走り出します。

流川楓

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

午前8時、自主練習を終え自転車シーンの流川。イヤホンからは英語のリスニングの音声が聞こえます。アメリカに行くための準備ですね。

赤木剛憲、木暮公延

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

大学受験を控える2人は授業中です。

バスケがしたくてソワソワしている赤木。木暮がたまには見に行こうと誘いますが、断固拒否。しかし、木暮は当時の思い出を振り返りながら体育館へ向かいます。

いてもたってもいられなくなった赤木は、廊下に飛び出します。どうする赤木。

宮城リョータ

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

クラスは授業中ですが、そこには宮城の姿はありません。屋上で横になりながら、本を読んでいました。

その本のタイトルはリーダーの条件や、リーダーシップとはについて。どのようなキャラのキャプテンでチームをまとめるか、模索しています。

翔陽高校

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

翔陽は冬の選抜出場に向けて、チームとして変化が必要だったそうです。メガネを変えた花形。ツンツン頭をやめた長谷川。眉毛を細くした永野と高野。そして髭を生やした藤真。

主力の3年生が残り、打倒海南・湘北に燃えています。

陵南高校

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

元キャプテンの魚住は、後輩が心配で毎日体育館に顔を出していました。

体育館には新キャプテンの仙道の姿はありません。

キャプテンは仙道に任せられないと、代行で自分がやると言い出す魚住。もちろん後輩からは拒否されます。

チーム(魚住も)で外をランニング中していると、魚釣りをしている仙道に遭遇しました。魚が好きならおれと変われと、魚住から怒られます。

仙道のいない練習は雰囲気が悪く、とくに越野、福田がバチバチです。冬の選抜どころではないチーム状況の陵南でした。

海南高校

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

インターハイ準優勝の海南の強さを探りに、彦一の姉とその部下が訪れます。2人が見たのは、サーフィンをする牧。

走って犬の散歩をする信長。

牧の肌の黒と、信長のスピードの秘訣はこれかと。

2人の目の前を、神がランニングで通りかかります。黙々と努力する姿を見て、海南の強さの象徴は神かもしれないと悟りました。

高頭監督(海南)と田岡監督(陵南)

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

秋の全国大会である国体の代表は、強豪校の単独チームや混成チームにするなど、都道府県によって異なります。

神奈川県は毎年、海南の単独チームだったそうですが、今年は混成チームにしたいと話し合っています。

PGは誰で、センターは誰で、そして監督はどちらが務めるのか。

ライバル心剥き出しです。

山王工業

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

元気のない深津に、一ノ倉と野辺が言葉をかけます。湘北戦の負けを引きずっているのかと思いきや、接尾語(ピョン)を少しだけ変えたくて悩んでいました。思いついたのは「ピニョン」。バスケに関しては、誰よりも尊敬していると心の中で思う2人でした。

夜の月明かりの下で話す河田兄弟。湘北戦の負けは、河田兄が入学して初めての黒星でした。謝る河田弟。美紀男のせいではないが、沢北のいない冬の選抜は美紀男が成長しなくてはいけないと、覚悟を決めさせるシーンでした。

その頃、空の上にはアメリカへ向かう沢北の乗った飛行機が飛んでいました。機内では英語の勉強をしていますが、乗り物酔いをしてしまいます。両親への感謝の気持ちを胸に、沢北の挑戦が始まりました。

桜木軍団(水戸、etc)

桜木の試合もなく、暇を持て余す4人。自分も熱中する何かを見つけないと、とそれぞれが思っていました。

桜木花道

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

ハルコさんとの文通を読み、湘北メンバーの現状を知り一喜一憂しています。しかし、自身の復帰を望む内容には、真面目な様子の後ろ姿が描かれています。そこへ、リハビリの先生が声をかけにきます。

無理だと思われていた、日本人初のNBA選手が誕生したと。それを聞き花道は、次にNBAに行くのは、おれだと言います。

それに対し、先生が行けるのか尋ねます。立ち上がり桜木は「天才ですから」と。

SLAM DUNK(スラムダンク) 作:井上雄彦   ©︎集英社

単行本の第31巻と同様に、桜木の「天才ですから」で物語は終わっています。個人的には、受験勉強をする赤木や、英語の勉強をする流川、そしてキャプテンについて学ぶ宮城。

今後を見据えバスケ以外のことについて、学ぶ姿が印象的でした。また”努力することの大切さ”について強く感銘を受けました。

まとめ

以上、幻のイベントといわれている「スラムダンク一億感謝記念・ファイナルイベント」。

また、そのイベント内で公表された「あれから10日後」の紹介でした。これでもかというほど井上雄彦氏の「感謝の気持ち」が伝わりますよね。

また、「あれから10日後」からは、当時の思い出が蘇るとともに、読者として考えさせられました。

スラムダンクを読んだことがある人もない人も、この記事があなたの一助となれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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