チェンソーマンの「根源的恐怖の名を持つ悪魔」は「闇の悪魔」「落下の悪魔」以外にどんな悪魔がいるのか?マキマよりもヤバい悪魔達の正体を予想!

チェンソーマン
引用:チェンソーマン  作:藤本タツキ  ©︎集英社

チェンソーマンの第64話「ウェルカムトゥーザヘル」に登場した「闇の悪魔」。

その正体は「根源的恐怖の名を持つ悪魔」のひとつであり、一度も死を経験していない最強クラスの悪魔だと言う事がわかりました。

今回は

・「根源的恐怖の名を持つ悪魔」と「マキマ」との力関係

・他の「根源的恐怖の名を持つ悪魔」について考察

していきたいと思います。

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根源的恐怖の名を持つ悪魔

引用:チェンソーマン  作:藤本タツキ  ©︎集英社

クァンシの契約悪魔である「フタクチ」の発言で分かった彼らの特徴をまとめると

・銃の悪魔なんかよりずっとずっとヤバい悪魔

・一度も死を経験していない(現世に来ていない)悪魔達

・敵意を向けられた瞬間に死が確定する

・というか自殺した方がマシ

・チェンソーの心臓を欲している

・ずっと遠くから見ている

ということです。

天使の悪魔の発言から

悪魔は死ぬことで地獄と現世を輪廻転生する

ということがわかっており地獄で生を受けた悪魔は死ぬと現世にて転生します。

転生した際以前の記憶はなく全く別の存在になるということです。

根源的恐怖の名を持つ悪魔達は一度も死を経験していない悪魔達です。

故に銃の悪魔よりも強いということになります。

また天使の悪魔の発言から悪魔達は死ぬ間際にチェンソーを吹かしたような音を聴くとされていてチェンソーの悪魔が悪魔の死になんらかの関わりを持つことがわかっています。

闇の悪魔

引用:チェンソーマン  作:藤本タツキ  ©︎集英社

根源的恐怖の名を持つ悪魔である『闇の悪魔』は第64話にて登場しています。

伝説のデビルハンターである岸辺の元相棒“クァンシ“を味方にしても覆りようのない実力の差があるのか「フタクチ」の焦りようを見ると本当に根源的恐怖の名を持つ悪魔である「闇の悪魔」は桁違いの存在であることがわかります。

引用:チェンソーマン  作:藤本タツキ  ©︎集英社

実際にクァンシやアキを含め天使の悪魔や暴力の悪魔らが共闘しても触れることすらできておらず、まさに戦いにすらなっていないというような状態でした。

闇の悪魔はまさに赤子を相手取っているかのように簡単にデビルハンター側を蹴散らしてしまいました。

その後は『闇の悪魔』の挑発にマキマが乗り、地獄に召喚されたマキマがトーリカを操り、トーリカの全てと引き換えに現世に戻ることを契約させたため、すでに亡くなってしまっていた暴力の魔人やサメの魔人などを除いてなんとか現世に戻ってくることができました。

つまりマキマ(支配の悪魔)が来て闇の悪魔と戦っていなければデンジらは全滅していた可能性が高いです。

落下の悪魔

引用:チェンソーマン  作:藤本タツキ  ©︎集英社

チェンソーマン123話「前菜」で登場した根源的恐怖の名を持つ悪魔。

彼女が登場したことにより周囲の団地から飛び降り自殺をする者が相次ぐ程、周囲をネガティブにする力を持っています。

また心が沈む程に体が上空に浮上するという能力を駆使し、より心に傷を持つ人間だけを選別し地獄の悪魔達に振る舞っています。

闇の悪魔VS支配の悪魔(マキマ)

根源的恐怖の名を持つ悪魔と支配の悪魔であるマキマは敵対関係にある可能性が高いです。

64話では闇の悪魔の挑発にマキマが乗り、止めるプリンシをよそに地獄に赴く場面がありました。

マキマは契約している悪魔の力で闇の悪魔を圧死させようとしますが、対抗する闇の悪魔もマキマの右腕の骨をボキボキと折り、マキマの右腕は使い物にならなくなります。

引用:チェンソーマン  作:藤本タツキ  ©︎集英社

その後はマキマがトーリカを支配しトーリカの全てを捧げることによりデビルハンターもろとも地獄から脱出することに成功します。

脱出間際に闇の悪魔の剣がマキマの胸部を貫いていたことからあと少しタイミングが遅れていたらマキマも危なかったかも知れません。

ただマキマは日本国民の命がある限りは死ぬことはないので地獄でもその契約が有効であればかなりのアドバンテージになります。

結局両者に決着は着いていませんが

強者同士の同格感のある戦いにハラハラした

との声も。

確かに闇の悪魔に対しても堂々と挑発に乗る余裕があるあたり、やはりマキマも普通の悪魔とは別格の存在であることを物語っています。

その他の根源的恐怖予想

まず根源的恐怖とは何なのでしょうか?

辞典の内容では

・根源 →「物事の一番元になっているもの。おおもと。根本。」

・的 →「〜のような」「〜の性質の」を意味する接尾辞

つまり恐怖の大元となるものであり、生物がより本能的により恐怖を覚える事象であると言えそうです。

言葉そのものがより強く恐怖を連想させます。

根源的恐怖として候補に挙がりそうなものと言えば

・死

・老い

・病

・神

・飢餓

・無

などが予想されます。

ヨハネの黙示録に登場する“四騎士”

キリスト教の聖典「ヨハネの黙示録」では子羊(キリスト)が解く七つの封印の内、始めの四つの封印が解かれた時に現れるという四騎士がいます。

四騎士はそれぞれが地上の四分の一を支配しているとされ、剣と飢饉と病・獣により地上の人間を殺す権威を与えられています。

引用:『黙示録の騎士』 作:ヴィクトル・ヴァスネツォフ(1887年)

この四騎士が右から

・第一の騎士→勝利の勝利(支配)…マキマ

・第二の騎士→戦争…三鷹アサ

・第三の騎士→飢饉…キガ

・第四の騎士→死

となっています。

支配と戦争の悪魔そして飢餓の悪魔は既に登場していますので順で行くと次は死の悪魔となります。

ヨハネの四騎士の名を冠する悪魔は根源的恐怖の名を持つ悪魔なのか?

フタクチの発言からすると根源的恐怖の名を持つ悪魔は死を経験したことがなく現世には来ていない悪魔達です。

このことからすると現世に来ているマキマ(支配の悪魔)と戦争の悪魔は根源的恐怖の名を持つ悪魔からは外れることになります。

しかしチェンソーマン第123話で根源的恐怖の名を持つ「落下の悪魔」が現世に登場しました。

このことから地獄と現世を行き来する方法が存在し、現世にいる=根源的恐怖の名を持つ悪魔ではないという線はなさそうです。

ここで考えられるのはマキマ(支配の悪魔)や戦争の悪魔も根源的恐怖の名を持つ悪魔に含まれている可能性です。

可能性の一つとして考えられるのは現世に来ているマキマと闇の悪魔がお互いを認知していたことです。

悪魔が転生すると転生前の記憶はなく全く別の存在になるということでしたが、マキマは闇の悪魔を知っているような様子で闇の悪魔もマキマを知っているようでした。

このことから考えられる可能性は二つあり

①マキマが転生したのが随分前で現世でのマキマの活動がなんらかの不利に働く闇の悪魔らと対立している

②マキマが負けて転生したのではなくなんらかの方法で自ら目的があって現世に来ている

②であった場合はマキマも根源的恐怖の名を持つ悪魔に含まれる可能性も出て来ます。

ここまで考察してきましたが、作者に特に意図はなくヨハネの四騎士はただの登場順であり、作中では同格に扱わない可能性もあります。

死の悪魔は根源的恐怖の名を持つ悪魔なのか

引用:『黙示録の騎士』 作:ヴィクトル・ヴァスネツォフ(1887年)

言葉のスケールからすると『死』は根源的恐怖に含まれていてもおかしくありません。

チェンソーマン146話にて死の悪魔についてナユタが『最も恐れられる名を持った超超最強の悪魔』というように語っています。

これから登場する可能性の高い「死の悪魔」も根源的恐怖の名を持つ悪魔に含まれている可能性は高いです。

むしろ最強の悪魔とナユタが語っている以上さらに異次元の存在である可能性も高いです。

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