『ザ・ファブル』第二部がついにスタート!第一話のあらすじと内容を紹介

ザ・ファブル
『ザ・ファブル The second contact』©︎講談社 南勝弘

ついに『ザ・ファブル』の第二部である『ザ・ファブル The second contact』が7月17日に発売のヤングマガジン34号にてスタート。

今回は待ちに待たれた『ザ・ファブル』の第二部についてあらすじを紹介していきたいと思います。

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アザミとユーカリの新たな日常

『ザ・ファブル The second contact』©︎講談社 南勝弘

第二部の幕開けはイギリスの政治家“ベンジャミン・ディズレーリ”の小説「ヴィヴィアン・グレイ」より名言。

冒頭で紹介するくらいなので今後の展開を示唆する言葉なのでしょうか。

初回は54ページとかなりボリュームがある。

『ザ・ファブル The second contact』©︎講談社 南勝弘

山岡のアジトだった場所を生活拠点として生活をするアザミとユーカリとクロ。

どうやら2階が作業場らしく、作業するアザミとその横でダベっていた様子のユーカリ。

アザミの作業台の横には紙タバコのようなものも。

どうやら本作中もコロナ禍らしく、アザミはオクトパスのホームワーク。

ユーカリは配達係らしい。

『ザ・ファブル The second contact』©︎講談社 南勝弘

1階にはクロがお小遣い稼ぎで始めたが失敗に終わったという餃子屋ののぼりも。

クロは3人で生活してるにも関わらず佐藤アキラが戻ってきていたことを自分だけ知らされていなかったことに怒っていた。

知らなかったふりをしようとするユーカリとどこからの情報か確認しようとするアザミ。

するとクロの舎弟がミサキと男が買い物をするのを見かけたという。

その舎弟がキックボクシングをしている男でミサキと歩いていた男を前にしばいたことがあると話していたそう。

そのことからミサキと歩いていた男が佐藤アキラだと悟ったクロ。

ミサキと佐藤アキラの新婚生活

一方佐藤アキラはミサキとの結婚生活を満喫していた。

『ザ・ファブル The second contact』©︎講談社 南勝弘

以前は自分で焼いていたサンマも今はミサキが焼いてそれを朝食として食べている。

朝食を済ませ仕事に向かう佐藤アキラ。

そんな佐藤アキラを支えつつもミサキには心配事があるという。

それはアキラが時々見せる寂しそうな表情だという。

オクトパスの社長、田高田(たこうだ)は人助けをしたいと旅立ったにも関わらず、コロナウィルスの影響で早々に帰ることになった事といい、佐藤アキラにも色々あるんだろうとミサキをなだめる。

そこに配達のために出勤してきたユーカリ。

佐藤のことを心配する田高田(たこうだ)に佐藤のことを聞かれるも話をはぐらかした上で「アキラなら大丈夫ですよー」

と励ました上で最近痩せた田高田(たこうだ)のことを心配し、内心アキラの話題は気を遣う…とユーカリ。

佐藤アキラの新たな仕事

一方で仕事をする佐藤。

『ザ・ファブル The second contact』©︎講談社 南勝弘

怪しげな男と話している。

男は怪しげな笑みを浮かべてながら「その気にさせてくれれば倍額を出そう」と話している。

それに「全力を尽くしますです」と相変わらず不自然な日本語で返事をする佐藤アキラ。

『ザ・ファブル The second contact』©︎講談社 南勝弘

男と佐藤アキラが向かったのはカラオケボックス。

男はもうすぐリモートでカラオケ大会があるためその練習をと思っていたが、一人カラオケでは寂しいのでと佐藤に仕事を依頼したそう。

その気にさせるのが上手いと佐藤を褒め称える男。

あまりの佐藤の腕前に1時間のはずが、4時間歌ってしまったそう。

一方で佐藤の今の仕事を調べるオクトパスの田高田(たこうだ)。

どうやら佐藤の仕事は1時間1000円の『レンタルおっちゃん』というなんでも屋らしい。

自分のプロフィールを掲載し、必要な人がそれをレンタルするらしい。

そこにはアザミとユーカリの姿も登録されていた。

『ザ・ファブル The second contact』©︎講談社 南勝弘

変顔気味なユーカリに怒りを覚える田高田。

ボクシングに励むクロ

一方、ボクシングジムでミット打ちをするクロ。

苛立ちをミットにぶつけるように30秒のゴングが鳴っても無視してミット打ちを続ける。

ジムのトレーナーらしき人物に「ゴング鳴ってるぞ!」と注意を受けるがそれでもなおミットを打ち続ける。

そこにいかつめの男3人がジムに入ってくる。

クロに気付いた男は

「あ〜真黒組(マグロ)のクロ!」

とクロを指さす。

どうやら男は以前クロに喧嘩をふっかけて前歯を全滅させられたらしい。

「インプラント大変やったでぇ〜〜」

と話す男に

「いちいち覚えてるかよォ〜〜」

「歯が白くなって良かったな!」

と皮肉げな様子のクロ。

『ザ・ファブル The second contact』©︎講談社 南勝弘

どうやら男はクロにやられて以来様々な格闘技をかじったらしく、このジムにも先週入会したらしい。

それを聞いたクロは

「そうかいーじゃあ俺と会わんようにしてくれ!」

と男を流し目気味に見ながら受け流す。

全く動じていない様子のクロがさらに気に入らない様子の男だが、自分も紅白組(くじらぐみ)の盃をもらったことによりしょうもない喧嘩はできないという。

しかしこの場所なら組みとか関係なしに思いきりやれると提案し、負けた方はジムに二度と来ないと言う条件をつける。

どちらにしろ会わないで済むと快諾するクロだが、戦うのはどうやら男ではなく連れの一人らしい。

『ザ・ファブル The second contact』©︎講談社 南勝弘

ゴングに立つクロと連れの男。

大怪我だけはさすなよ後が面倒だからと後ろで言う男に

「6秒やー」

と息を巻くクロ。

ゴングがなるや否や一方的に連れの男を殴り始めるクロ。

その様子を見た喧嘩をふっかけた男は驚いている。

一方でクロの猛烈なラッシュに気を失いかけ、ロープによりかかる男。

喧嘩をふっかけた男によりかかるようにして倒れ込む。

気を失いかけてもなお止めようとしないクロにトレーナーらしき人物が

「クロー!!」

と叫ぶ。

そしてクロは倒れ込む男を殴るふりをして喧嘩をふっかけたロープ後ろの男を殴る。

『ザ・ファブル The second contact』©︎講談社 南勝弘

転がり込む二人に

「くそー25秒かい…」

と悔しそうなクロ。

その様子を見たジムのトレーナーから

「勝手にスパーするな言うたやろー二度とジムに来るなボケー!!」

とどっちにしろ出禁をくらってしまっている。

ミサキの心配事

一方で仕事から帰った佐藤アキラ。

『ザ・ファブル The second contact』©︎講談社 南勝弘

ありがとうの言葉はもらえたかと問いかけるミサキ。

「あーその言葉のためにやってる」

と佐藤アキラ。

満足そうなアキラにご飯の準備をすると立ち上がるミサキ。

椅子にかけ、どこか寂しそうな様子で外を見るアキラにミサキは何か思いつめたことがあるなら話してね。

とどこか気を使ったように話す。

自分がそんな表情をしてたことに少し驚いた様子の佐藤アキラ。

『ザ・ファブル The second contact』©︎講談社 南勝弘

そしてジャッカルがあまりテレビに出ないことがかなり寂しいとミサキにカミングアウトする。

それを聞いたミサキは

「あ…そう…」

とどこか唖然とした様子。

そして「ご飯大盛りいっちゃおか!!」

とアキラに提案する。

それにアキラは

「うんーいっちゃう!」

と答える。

そこには常人には理解し難いが、佐藤アキラにとっては普通の微笑ましい夫婦の日常があった。

そして次回へ続く。

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ザ・ファブル ©︎講談社 原作:南勝弘

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