こんにちは。
今回の記事では胡蝶しのぶの
「上弦の鬼は少なくとも柱3人分」
の発言についての考察とその場合,上弦の鬼でもトップ3である猗窩座,童磨,黒死牟は柱何人分にあたるのか考察してみたいと思います。
胡蝶しのぶの上弦の鬼は柱3人分は本当か?
作中に登場する上弦の鬼はどれも絶望的な強さを誇っています。
どの鬼も一筋縄ではいかない相手ばかりで,いかに鬼殺隊最強の柱といえども倒すのに柱単体で上弦の鬼を倒せるケースは多くありません。
鬼がなぜ鬼殺隊最強である柱に対してこうも苦戦を強いることができるのかというと鬼には人間である柱に比べて2つのアドバンテージが存在しているからです。
一つは弱点である首を日輪刀で切り落とさない限りは肉体も再生してしまうため,互角の戦いでは消耗していく柱がどうしても不利になってしまうこと。
二つ目は主に剣術や体術しか戦闘手段を持たない柱に対し,血鬼術という強力な能力を持っていること。
これは肉弾戦のみでなく変則的な戦い方が可能なことに加え,初めて対峙する鬼の場合は相手の能力がわからないため,迂闊な戦い方はできません。
まして首だけを守れば良い上弦の鬼と全身を守らなければいけない柱。
この時点で相当不利な戦闘を強いられます。
鬼の圧倒的な性能を考えるといかに鬼殺隊最強の柱といえども上弦と対等に渡り合うのに3人以上必要になることは納得がいきます。
ただ柱3人分というのも過去の柱と上弦の鬼による比較でしょうから,痣者も出現し強力な現代の柱の場合は2人いればある程度戦いを有利に進められそうです。
それでは上弦の中でもトップ3に値する猗窩座,童磨,黒死牟は柱何人分に値するか考察していきます。
上弦の参・猗窩座(柱3人分)
引用:『鬼滅の刃』
原作:吾峠呼世晴 ©️アニプレックス
煉獄杏寿郎を死に追いやり,炭治郎と義勇を苦しめた上弦の参猗窩座は柱3人分に相当しそうです。
痣を出現させた状態の現“柱“であっても2人でなんとか互角に渡り合えるレベルです。
最後は透き通る世界の境地に至った炭治郎に首を切られるもその弱点を克服しそうになるなど執念も凄まじく最後まで気を抜くことのできない相手でした。
しかし以下で紹介する童磨には決戦で敗れており,背後を取られる場面もあったり上弦の弐である童磨とは多少なりとも力の差がありそうです。
上弦の弐・童磨(柱4.5人相当)
引用:『鬼滅の刃』
原作:吾峠呼世晴 ©️アニプレックス
次に上弦の弐である童磨ですが,柱4.5人分に相当しそうです。
痣を出現させた状態の現在の柱でも3人はいないとまともに戦うのは難しいでしょう。
妓夫太郎の走馬灯では上弦の陸として登場しますが,その後血戦を経て上弦の弐にまで上り詰めています。
つまり上弦の参猗窩座にも血戦において勝利し,現在の地位を築いています。
作中で猗窩座に拳で顔を吹き飛ばされる場面がありますが,あえて避けなかったと話しているように猗窩座のスピードにも対応できる様子だったり,本人も猗窩座殿では私に勝つのは難しいだろうがと余裕を見せるように猗窩座との力量の差は少なからずともありそうです。
血鬼術は特に凶悪で自身の血液を凍らせて空気中に散布し,それを吸ってしまうと柱のお得意の呼吸すらも封じえるという極めて劣悪なものから自身と同程度の力を持つ氷分身を複数作り出せるなど,まともに戦った場合に勝てるイメージがまるで湧かないほど凶悪な血鬼術を扱います。
上弦の壱・黒死牟(柱6人分)
引用:『鬼滅の刃』
原作:吾峠呼世晴 ©️アニプレックス
上弦の壱である黒死牟は柱6人分に相当します。
戦闘中に透き通る世界を覚醒させた柱最強の悲鳴嶼行冥,柱でも上位である不死川実弥,そして天才剣士時透無一郎と鬼の能力を取り込める不死川玄弥の4名でようやく倒すことに成功しました。
最後に首の弱点を克服しますが,あそこで本人の心が折れていなかった場合は間違いなく全滅していたでしょう。
それほど他の上弦とは実力がかけ離れています。
また,無惨の元に上弦が集結した際に童磨に煽られた猗窩座が怒りをあらわにしていた場面でも抜刀しその場を沈めますが,その抜刀の速度には上弦の参である猗窩座ですら反応できないほどでした。
猗窩座の勝手を許さないよう秩序を重んじるあたり,無惨の信用もありビジネスパートナーとされるほどであるため,鬼側のNo.2にふさわしいほどの格を備えていそうです。
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