株式会社NTTドコモは2023年7月1日よりahamo契約中のユーザーに向けてリーズナブルな光ブロードバンドサービスahamo光の提供を開始しました。
今回の記事では
- ahamo光の概要
- ahamo光はドコモショップで申し込みが可能なのか
- ahamo光契約で家族回線に光セット割引は適応されるのか
- ahamo光のプロバイダーについて
- ahamo光のデメリット・メリット
といった部分について記述していきたいと思います。
ahamoとは
ahamoはNTTドコモがリリースした2021年3月26日にサービスインしたオンライン受付専用の格安プランで、大容量20GBデータで利用することができます。しかも、2022年6月からは100GB(月額4,980円)まで使える「ahamo大盛り」というプランも追加され、ますます利便性が高まっています。
料金プラン
格安プランahamoの月額料金は税込2,970円(20GB)。2022年6月開始予定の大盛りオプション(月額料金:税込1,980円/100GB)をプラスされることで、月々税込4,950円で利用することができるようになります。
容量たっぷり20GB、国内通話5分無料も付いて、2,970円(税込)
ahamo光とは
ahamo回線契約者のみが契約する事ができるリーズナブルな光回線サービスです。
金額をドコモ光と比較してみます。
ahamo光(戸建て) | ahamo光(マンション) | ドコモ光タイプA(戸建て) | ドコモ光タイプA(マンション) | |
料金 | 2年定期契約:税込4950円/月(定期契約なし:税込6600円/月) | 2年定期契約:税込3630円/月(定期契約なし:税込4730円/月) | 2年定期契約:税込5720円/月(定期契約なし:税込7370円/月)※ | 2年定期契約:税込4400円/月(定期契約なし:税込5500円/月)※ |
速度 | 最大1Gbps | 最大1Gbps | 最大10Gbps(一部エリアのみ対応)※3 | 最大10Gbps(一部エリアのみ対応)※3 |
※1プロバイダが@TCOM、OCN、ティーエヌシー、アサヒネット、ワクワク、ちゃんぷるネットならタイプBで+220円
※2※1プロバイダ以外でタイプA対応プロバイダ以外(例:Yahooなど)を選択する場合は220円安いがプロバイダ料別途の単独プランあり
※3速度10Gbpsの場合料金別途(戸建て・マンションタイプA:6380円/月、定期契約なし:8030円/月)+220円でタイプB、−440円で単独タイプあり
上記のように金額面ではahamo光が有利であることがわかります。
ただドコモ光のように10Gbpsの速度には対応していないので速度重視の場合はドコモ光を選ぶメリットもありそうです。
ahamo光のプロバイダは?
ahamo光はプロバイダ一体型のプランとなっていますので別途でプロバイダを契約する必要はありません。
ちなみにプロバイダはOCNインターネットとなっています。
インターネットの速度はプロバイダにも影響しやすいですが,大手のOCNインターネットがプロバイダですのでサポート面や通信品質も安心して使うことができますね。
以下ではahamo光のデメリットとメリットについて記述していきます。
ahamo光のデメリット
デメリットその①ahamo同様に店頭サポートが有料
ahamo光はahamoプラン同様に基本的に申し込みはオンラインになります。
もしも店頭で申し込み希望の場合は2200円(税込)でサポートを受けることになり料金が発生します。
解約や光電話のオプション変更も店頭でサポートを希望する場合2200円(税込)でのサポートとなっています。
デメリットその②ファミリー割引回線に光セット割引は適応されない
ドコモ光であれば同一グループに所属していたケータイ回線も最大1100円/月の光セット割引が適応されていました。
ahamo光には同一回線およびファミリー回線の光セット割引は存在しないので注意が必要です。
ドコモ光からahamo光へ変更する場合は自身の回線だけでなく家族グループの回線に光のセット割引が適応されていないかよく確認してから変更する必要があります。
光セット割引の適応有無によっては変更後の世帯全体の支払い状況が高くなる可能性もあるため注意が必要です。
デメリットその③10Gbpsの速度に対応していない
先に記述したようにahamo光の最大速度は1Gbpsです。
これでも十分な速度だとは思いますが、オンラインゲームのレスポンスを重視したい方や高画質な動画や映画などストレスなく視聴したいという方はより速度を重視した光ブロードバンドサービスを検討するのもアリかと思います。
デメリットその④ahamo光の利用には対応のWi-Fiルーターが必要
ドコモ光対応プロバイダではほとんどのプロバイダがルーターのレンタルのサービスを提供しています。
そのため自分でルーターを用意しなくてもプロバイダからルーターをレンタルするという選択肢があります。
ahamo光を利用する場合『OCNバーチャコネクト』に対応したルーターの準備が必要となります。
現在の光ブロードバンドサービスから切り替えを行う場合、レンタルしていたルーターは返却が必要になるので注意が必要です。
デメリットその⑤プロバイダのオプションサービスが存在しない
先述した光ルーターのレンタルもそうですがプロバイダにはオプションの提供があります。
例えば光ルーターのレンタル、自宅のインターネット初期設定の遠隔及び訪問サポート、メールアドレスの提供サービス、インターネットセキュリティなど様々なものがあります。
オプションを目的にしてプロバイダーを選択することは稀かもしれませんが、現在既に光ブロードバンドサービスのオプションサービスを利用している場合は廃止されても問題がないか、引き継いで使用する事は可能か事前に確認する必要がありそうです。
ただし後述するようにアハモ光はドコモ光で提供されているオプションサービスは利用できるのでそこで代用できる場合もあるので確認が必要です。
ahamo光のメリット
メリットその①光単体での料金が安い
先述したようにahamo光はドコモ光と比較すると安さが際立ちます。
ahamo光(戸建て) | ahamo光(マンション) | ドコモ光タイプA(戸建て) | ドコモ光タイプA(マンション) | |
料金 | 2年定期契約:税込4950円/月(定期契約なし:税込6600円/月) | 2年定期契約:税込3630円/月(定期契約なし:税込4730円/月) | 2年定期契約:税込5720円/月(定期契約なし:税込7370円/月)※ | 2年定期契約:税込4400円/月(定期契約なし:税込5500円/月)※ |
ドコモ光タイプA(2年定期):5720円に対しahamo光は4950円と770円安く、マンション契約や定期契約なしなど同じ契約帯でも770円料金面で有利です。
ファミリー割引なしでahamo単体で契約している場合は家族に光セット割引が適応されている心配もないので料金面では絶対的にahamo光が有利です。
メリットその②ドコモ光で提供で提供されているオプションサービスをそのまま利用できる
ドコモ光電話やあんしんパックホームなどドコモで提供されているオプションサービスはahamo光でも利用が可能です。
以下はahamo光で利用可能なオプションサービス一覧です。
オプション名 | 月額料金 |
ドコモ光電話 | 550円 |
あんしんパックホーム | 968円 |
homeあんしんパック | 605円 |
ひかりTV | 1,100~3,850円 |
スカパー! | 429円 |
ドコモ光 テレビオプション | 825 |
まとめ
今回の記事では
- ahamo光の概要
→ahamo単体契約にとってお得な光ブロードバンドサービス
- ahamo光はドコモショップで申し込みが可能なのか
→ahamo光の申し込みはオンラインから。解約やオプション変更も同様
- ahamo光契約で家族回線に光セット割引は適応されるのか
→ファミリー割引グループに光のセット割は適応されない
- ahamo光のプロバイダーについて
→ahamo光はプロバイダ一体型サービスで別途プロバイダ契約は必要なし(プロバイダはOCNインターネット)
- ahamo光のデメリット・メリット
ahamo光デメリット
デメリットその①オンライン対応プランである事
デメリットその②ドコモ光と違ってファミリー回線及び自回線に光セット割なし
デメリットその③最高速度1Gbpsで10Gbpsに対応していない
デメリットその④『OCNバーチャコネクト』に対応したルーターの準備が必要でルーターのレンタルサービスなし
デメリットその⑤プロバイダのオプションサービスが存在しない
ahamo光メリット
メリットその①光ブロードバンドサービスの中でも比較的安価
メリットその②ドコモ光と同様に光のオプションサービスが利用可能
といった内容で記述してきました。
やはりahamo光の最大のメリットは料金面にあると思いますのでファミリー割引グループなしで対応ルーターも自分で用意できそうな方には大きなメリットが期待できそうです。
コメント