ドコモの料金プラン『ahamo』のメリット・デメリットについて解説!『OCNモバイルONE』とどっちがお得なのか?

ahamo

今では誰もが利用しているスマホ。1台でメール・電話・インターネットが使える万能端末として、非常に便利なアイテムであることは言うまでもありません。

その一方で多くのユーザーの方は月々の料金を抑えたいと思っている方が少なくありません。そのようなニーズに応えるべくNTTドコモがリリースした格安プラン「ahamo」。

 

そこでこの記事では、ahamoの特徴・5Gギガプラン・サポート等について解説していきましょう。また、NTTグループが提供する格安SIMの「OCN モバイル ONE」との比較についても解説していきます。

 

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ahamoとは

ahamoはNTTドコモがリリースした2021年3月26日にサービスインしたオンライン受付専用の格安プランで、大容量20GBデータで利用することができます。しかも、2022年6月からは100GB(月額4,980円)まで使える「ahamo大盛り」というプランも追加され、ますます利便性が高まっています。

 

料金プラン

格安プランahamoの月額料金は税込2,970円(20GB)。2022年6月開始予定の大盛りオプション(月額料金:税込1,980円/100GB)をプラスされることで、月々税込4,950円で利用することができるようになります。

 

ahamoの仕様(ahamo/5Gギガホプレミア比較)

では、従来のドコモの5Gギガプランとはどのような違いがあるのでしょうか?ここでahamoと5Gギガの比較を見ていくことにいたします。

 

ahamo 5Gギガライト 5Gギガホプレミア
月額料金 2,970円

(オプション+1,980円)

合計 4,950円

~1GB:3,465円

~3GB:4,565円

~5GB:5,665円

~7GB:6,765円

7,315円

(3GBまで5,665円)

データ容量 20GB

以降は1Mbps通信可能

(オプションで100GB)

最大7GB

以降は128kbps

無制限
通話料金 かけ放題(5分)

以降は30秒22円

30秒22円 30秒22円
申込み

サポート体制

オンラインが基本

ドコモショップ申込みは3,300円)

・ドコモショップ

・オンライン

・ドコモショップ

・オンライン

 

上記の比較表を見ると、ahamoは5Gギガライトの1GBを利用する時より約500円安くなっていますが、データ容量も20倍まで使えることが分かります。

5Gギガホプレミアはデータ制限がないものの、料金は月額7,315円。一方のahamoはオプション(大盛りオプション)100GBで4,950円となっていますので、いかにahamoの方がリーズナブルに利用できることが分かります

 

ahamoの特徴

ahamo毎月低料金で利用できるだけでなく、以下のような特徴もあります。

・ドコモ5G/4Gエリアで利用可能

・5分/回の通話料が無料

    Uファミリー割引の回線数・ドコモ光のペア登録が可能)

・SMSとプラスメッセージ利用可能

・82か国国際ローミング対応(追加料金なし)

 

このように5Gプランを利用している人と比べると遜色なく使うことができます。

 

ahamoの申し込み方法

では、ahamoはどのように申し込めばいいのでしょうか?

 

ここで

・ドコモの従来プランからahamoに変更

・他社からahamoに変更

についての申し込み方法をご紹介いたしましょう。

 

ドコモの従来プランからahamoに変更

1.対応端末の確認

   現在使っている機器をahamoで継続する場合は、ahamo対応端末かどうかを確認。

 

2.ahamo公式サイトからの申し込み

「お申し込み」を選択し「docomoを契約中の方」に進みます。

 

3,SIMカード受取り

契約内容によっては、ahamo用SIMカードと差し替える必要があるため、後日送付されるSIMカードを受け取り初期設定を行います。

※差し替え不要な場合は、ahamoに切り替わります。

 

<SIMカードの差し替えが必要な場合は、以下の手順で進めていきます>

4.初期設定

   ・回線切替手続き

      ドコモオンラインショップの「購入履歴」に入り、受付番号・連絡先電話番号・暗証番号を入力して、SIMカードの差し替えで手続きは完了です。

 

他社からahamoに変更

他社から変更する際はSIMカードを差し替えますが、Android端末はAPN設定も必要です。

 

1,対応端末確認・SIMロック解除

スマホをahamoで継続する場合は、ahamo対応端末かどうかを確認。

※au・ソフトバンクの端末は、キャリアの窓口・会員WebページでSIMロック解除手続きが必要となります。

 

2,MNP予約番号取得

電話番号をahamoに引き継ぐ際は、MNP予約番号取得が必要なので、契約中の窓口または会員WebページでMNP予約番号は取得し、SIMロック解除が必要な場合は併せて済ませておきます。

※MNP予約番号の有効期限は15日間となっているので、その間にahamoに申し込んでください。

 

3.ahamo申し込み

ahamo公式サイトにアクセスして、「お申し込み」を選択し「docomoを契約していない方」に進みます。

 

4.SIMカード受取り

後日送付されてくるSIMカードを受け取り、初期設定に進みます。

 

<SIMカードの差し替えが必要な場合は、以下の手順で進めていきます>

5.初期設定

・回線切替手続き

    ahamo公式サイトにログイン後、「配送・開通へ」に入り、受付番号・連絡先電話番号・暗証番号を入力。

 

6.SIMカードの挿し替え

スマホに挿入されているSIMカードをahamoに差し替えます。

 

7.APN設定

端末がAndroidは、APN設定が必要です。スマホの設定アプリからAPN設定画面を表示して、APN欄にspmode.ne.jpを入力して設定保存。これで設定完了です。

 

ahamoのメリット

ahamoを利用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

 

ドコモ回線を低料金で使える

ドコモギガプランからahamoに変更することでドコモ回線を低料金で使用できます。20GBのデータ容量は、YouTubeなどの動画視聴頻度が少ない人にとっては、容量追加なしで十分に使える容量です。

20GB:使用目安は以下の通り

Webページ閲覧:65,000ページ程度

LINE通話:約1,100時間

YouTube:約32時間(SD画質)

 

5分以内の無料通話

ahamoは5分以内であれば、国内通話が無料となっていますので、電話を使用する頻度が少ない人は電話料金を抑えることができます。

 

データ制限時の速度

ahamoは20GBの上限を超えた場合でも1Mbpsの通信スピードで使用することができます。従来のドコモ5Gギガライトや格安SIMだと通信制限を超える通信速度が128kbps~200kbpsまで落ち込んでしまうために、満足にWebページの閲覧も視聴しづらくなってしまいます。

 

一方のahamoは5倍の速度となるために、Webページ閲覧・メール送受信・低画質の動画

視聴を問題なくできます。そのためにahamoでデータ容量を使い切っても、普通の使い方であれば支障のない活用ができるのです。

 

ahamoのデメリット

ahamoは格安プランのために低料金で利用することができる一方で、次のようなデメリットが挙げられます。

 

窓口でのサポートが有料

ahamoは、原則的にオンラインサポート限定となっています。これまでのドコモショップで窓口でのサポートはなく、申し込みから各種相談・故障対応もすべてオンライン対応。

この点がahamoのサービス内容の中で最も大きなデメリットとなっていました。詳細は下記に追記しますが、現在は3300円(税込)で各種サービス申し込みや変更のサポートが受けられるようになっています。

 

キャリアメールを引き続き利用する場合有料

ahamoは、キャリアメールを引き継いで使うことはできませんでした。いわゆる”@docomo.ne.jp”が使えなくなるので、これまでキャリアメールを利用していた人ば、ahamoに変更する前にキャリアメールに紐づけている色々なサービスのアドレス情報を変更しなくはなりませんでした。しかし現在ではahamo切り替え31日以内であれば専用ウェブサイトもしくはahamo申し込み時に月額330円(税込)にて引き継ぐことが可能となっています。

 

割引は対象外

ドコモには家族割などの割引がありますが、ahamoに変更することで適用できないので、注意が必要です。ただし家族割のカウント対象にはなるのでドコモで使っている家族がいればその家族が最大1100円の割引が入るみんなドコモ割を受けることが可能です。

 

ahamoの店頭サポート範囲

前項でahamoのサポートは原則オンライン対応を説明しましたが、2022年4月22日から有償サポート「WEBお手続きサポート」がドコモショップでスタートしました。具体的には以下のような内容がサポート範囲となります。

 

・契約後の各種申し込み手続き

・住所など個人情報変更

・オプションサービスの契約・解約

 

但し、別途3300円必要となるのですが、ショップに再訪問してして手続きをする場合は、再度3300円の負担となります。Googleアカウント・各種アプリ初期設定は含まれていませんが、アカウント・データ移行などの初期設定サポートはahamo利用者でも5月1日から利用が可能になります。

 

また、ショップで端末を用意しないために、スマホを持たない人はユーザーはサポート対象外で、ahamo契約後の相談は専用チャットのみの受け付けとなります。

 

修理対応

ahamoでスマホが壊れたの修理対応は基本的にオンライン修理サービスとなります。

ahamo公式サイト、もしくは専用アプリからの修理依頼となりdアカウントが必要です。

オンライン修理の手続きページに入り以下の流れで手続きを進めていきます。

  1. 修理申し込み
  2. 修理端末郵送用キットと代替機が郵送される
  3. 修理端末を返送
  4. 修理
  5. 修理完了機種の受領
  6. 代替機を返却

2022年4月よりドコモショップ店頭でも修理可能に!

2022年4月22日よりドコモショップ店頭での故障サポートが開始されました。

ドコモプランの修理同様に修理費用は別途発生する可能性はありますが受付自体は無料です。

ただし故障期間中に代わりの貸出機を借りる場合は別途2200円(税込)の費用が発生します。

OCNモバイルONE/ahamo比較

NTTグループでは、格安SIM・格安スマホの「OCN モバイル ONE」がありますが、ahamoとはどのような違いがあるでしょうか?

 

OCNモバイルONE/ahamo 比較

※OCNモバイルONEの新規受付は現在受付終了しています。

ここでOCNモバイルONEとahamoの違いを表にまとめました。

 

ahamo OCNモバイルONE

(音声対応SIM)

月額料金 2,970円 550円・770円・990円・1320円・1760円
データ容量 20GB 500MB・1GB・3GB・6GB・10GB
音声通話 国内通話 5分以内無料 国内通話 11円/30秒
通話オプション 月額935円

国内通話 10分以内無料

かけ放題オプション 月額1,100円 月額1,430円
かけ放題つき月額料金 4,070円 2,200円
申し込み方法 オンライン オンライン

 

上記の表の通り、10GBまではOCNモバイルONEが安価ですが、10GBを超える使い方をする人は、OCNモバイルONEは追加購入1GB:550円)が必要になり、20GBまで使用する場合にahamoの方が安い料金で利用することができるのです。

 

また、OCNモバイルONEは光回線のセット割が適用できるために、自宅・屋外で利用する場合にトータル的な料金メリットは、セット割が適用ができないahamoよりもメリットがあります。

 

このことからスマホ単独利用で20GBの大容量の利用者にとってahamoの方がメリットがあると言えるのです。

 

まとめ

ここまでドコモの格安プランahamoについて解説してきました。ahamoはドコモの従来のプランと比べて大変お得に利用することができます。しかし、メリットとデメリットがあることも事実。

 

そのためにahamoを検討されている方は、ご自身の使い方を考えて選択されることをおすすめいたします。

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