『君の名は』の田舎町“糸守町“は本当に存在するのか!?糸守湖のモデルで聖地の長野県諏訪市立石公園から見る“諏訪湖“

君の名は
©︎2016「君の名は」製作委員会

東京に暮らす少年「立花瀧(たき)」と飛騨地方の田舎町に住む「宮水三葉」の身に起きた入れ替わり現象。

美しく壮大な世界ですれ違う二人の奇跡の物語は当時の日本中が涙し、『君の名は。』は歴代興行収入4位という大ヒットを記録しました。

2016年公開当時の興行収入は250.3億円を超え、「千と千尋の神隠し」、「タイタニック」、「アナと雪の女王」に次ぎ日本国内の興行収入第4位に食い込み、新たに不朽の名作が誕生することとなりました。

映画「君の名は。」に登場する舞台の中でもひときわ美しい情景を生み出し話題になった“糸守町”。

糸守町は架空の街で現実には存在しません。

しかし“糸守町”にはモデルになったと言われている湖があります。

その場所は聖地として巡礼するファンも少なくありません。

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糸守町のモデルは長野県諏訪市にある“諏訪湖“

糸守町のモデルと言われている諏訪湖は長野県諏訪市に存在します。

地図上で左の隣県である岐阜県には「君の名は。」の聖地が多く存在しており、

①岐阜県・飛騨古川駅

→主人公の瀧が三葉に会いに行くシーンで登場した駅。

②岐阜県・気多若宮神社

→宮水神社のモデル。

③岐阜県・飛騨市図書館

→瀧達が糸守町について調べるシーンで登場した図書館。

などがあります。

そのため「君の名は。」の聖地巡りでは長野県→岐阜県と巡る聖地巡礼者も少なくありません。

では実際に糸守湖のモデルとなったとされる諏訪湖の写真を見ていきましょう。

■立石公園から撮影された諏訪湖の写真

こちらは『君の名は。』に登場する糸守湖。

©︎2016「君の名は」製作委員会

上の諏訪湖の写真と比較してみると本当に同じ場所のように形もそっくりです。

■夜の諏訪湖

■黄昏時(たそがれどき)の諏訪湖

瀧と三葉が時を超えて初めて出会ったのもこの黄昏時です。

ライトアップされた諏訪市と黄金に輝く地平線沿いに見える富士山がロマンチックな時間を演出しています。

■日没後の諏訪湖

ライトアップされた街並みがまるで糸守町のようです。

■諏訪湖花火大会

夏になると花火大会も開催されます。

この諏訪湖祭湖上花火大会(すわこまつりこじょうはなびたいかい)は国内最大の打ち上げ数(42000発)でも知られています。

毎年8月15日に開催され約50万人程の見物客が集まります。

■冬の諏訪湖で見られる御神渡り

湖を神が通ったかのように見えることから「御神渡り」と呼ばれています。

諏訪神社上社の建御名方命(男神)が下社の八坂刀売命(女神)のもとへ通った道筋とされています。

とても神秘的な現象ですが、実際は

①寒い日が続くと諏訪湖が全面結氷する

②この状態が続くと厳しい夜の冷え込みにより氷が収縮し亀裂が入る

③亀裂に湖の水が入り薄氷ができる

④周囲の氷が昼間の温度上昇により膨張、圧力で薄氷が破壊されせり上がる

ことにより起こる自然現象です。

とはいえこの神秘的な現象を一度は目にしたいと冬の諏訪湖を訪れる人も少なくありません。

諏訪湖付近の有名な観光スポット

諏訪大社上社・下社

こちらエリア屈指のパワースポットとして有名な「諏訪大社」。

全国各地にある諏訪神社の総本社であり、国内で最も古い神社の一つとされています。

・諏訪大社上社“本宮”

・諏訪大社上社“秋宮”

・諏訪大社下社“春宮”

・諏訪大社下社“前宮”

の四社からなりそれぞれご利益が異なります。

四社はの位置は諏訪湖を挟んで北側に「上社」で二社、南側が「下社」で二社に分かれており、電車で二駅ほどの距離があります。

諏訪明神は古くから風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神として、また武勇の神として広く信仰されてきました。

現在では生命の根源・生活の源を守る神として崇められています。

四社全てを巡り、御朱印を集めると記念品がもらうことができます。

上諏訪温泉

諏訪市は全国屈指の温泉湧出量を誇ります。

そのため周囲には多くの温泉施設があり、観光に訪れる人も少なくありません。

諏訪湖や日本アルプスを眺めながら足湯に浸かれる「湖畔公園足湯」や勢い良く噴き上がる間欠泉を見ることができる「間欠泉センター」も魅力的です。

SUWAガラスの里

諏訪湖付近にある国内最大規模のガラスミュージアムです。

著名なガラス作家の作品を展示するほか、キャンドルやトンボ玉などの制作体験も楽しめます。

店内のガラスショップにはガラス製のアクセサリーや食器が並んでおりお買い物を楽しめます。

御射鹿池

御射鹿池(みしゃかいけ)は長野県茅野市蓼科高原にある小さな池でです。

森林が水鏡となって幻想的な景色を創り出します。

日本を代表する画家「東山魁夷(ひがしやまかいい)」の有名な作品「緑響く」のモチーフになったことで知られています。

周囲のカラマツ林は季節によって色を大きく変え春夏秋冬の時期ごとに様々な景色を楽しむことができることから幾度となく足を運ぶ人も多く通年で観光客が後を絶ちません。

同じ日でも時間帯によって景色が全く違うこともあるので何度でも通いたくなるような場所です。

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まっく

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